【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】山岡鉄舟
【性別】男性
【身長・体重】188cm・105kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
切落:B
きりおとし。一刀流の基本にして極意。
開祖・伊藤一刀斎の魔剣を、その高弟である小野忠明が剣の術理で再構築し、擬似的に再現したもの。
相手の近接攻撃の対象になった時、それが剣技で対応できるものであれば、このスキルのランクとの対抗判定を課せる。
相手が判定に失敗した場合、その攻撃を無効化し、斬撃によるダメージを与える。
鉄砲突き:-
対人魔剣。最大補足1人。
竹刀であっても鉄の壁を砕くと言われた『山岡の鉄砲突き』
その剣の切っ先が触れたものは、一瞬だが極度に脆くなり、突きの衝撃と内部構造の変化による自壊とで容易く破壊される。
如何なる強度を誇るものであろうと砕き貫く魔剣。
防御は不可能だが回避は可能。剣の切っ先以外の箇所に対処して受け流したり巻き上げたりするという手もある。
【宝具】
『修身二十則(しゅうしんにじゅっそく)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
15歳の時より自らに課した20の決まり事が宝具へと昇華されたもの。
すなわち
- 嘘を言うべからず
- 君の御恩忘れるべからず
- 父母の御恩忘れるべからず
- 師の御恩忘れるべからず
- 人の御恩忘れるべからず
- 神仏ならびに長者を粗末にすべからず
- 幼者を侮るべからず
- 己に心よからず事 他人に求めるべからず
- 腹をたつるは道にあらず
- 何事も不幸を喜ぶべからず
- 力の及ぶ限りは善き方に尽くすべし
- 他を顧して自分の善ばかりするべからず
- 食する度に農業の艱難をおもうべし 草木土石にても粗末にすべからず
- 殊更に着物を飾りあるいはうわべをつくろうものは心濁りあるものと心得べし
- 礼儀をみだるべからず
- 何時何人に接するも客人に接するよう心得べし
- 己の知らざることは何人にてもならうべし
- 名利のため学問技芸すべからず
- 人にはすべて能不能あり、いちがいに人を捨て、あるいは笑うべからず
- 己の善行を誇り人に知らしむべからず すべて我心に努むるべし
の二十則である。
5つ守るごとに宝具を除くパラメータのどれかが1ランクアップし、精神干渉への耐性が強化される。
【Weapon】
『粟田口国吉』
『無名一文字』
『瓶割刀』
『朱引太刀』
【解説】
剣・禅・書の達人として名高い幕末、明治の幕臣、政治家、思想家。
いわゆる「幕末の三舟」の1人。
性格は剛直、人間性は清廉で、
西郷隆盛をして
「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない」と賞賛させた。
北辰一刀流井上清虎より剣の手ほどきを受けた後、江戸の地で千葉周作等の指導を受けた。
この頃、中西派一刀流四代目浅利又七郎と試合を行ったが、激しい竹刀捌きから「鬼鉄」の異名を得る。
身なりを構わなかった事でも有名であり、鬼鉄ならぬ「ボロ鉄」等と呼ばれたりしたという。
後に免許皆伝を受け「一刀正伝無刀流」を開く。
また、槍術の名人山岡静山の妹と結婚し、山岡家を継いだ。
幕臣ながらも尊皇攘夷運動に理解を示し、
尊皇派の清河八郎の助言を受け、義弟高橋泥舟等と組んで設立させたのが、新選組の前身である浪士組であった。
この浪士組は京都で浪士組と新選組に分裂するが、山岡はどちらにも加わらず、江戸に召還されて閉門となった。
浪士組が江戸に帰ってくると、其の保護に尽力したという。
戊辰戦争が始まると、
勝海舟に命ぜられて江戸に攻め寄せる官軍に対して攻撃中止を訴える使者として赴き、
西郷隆盛と勝海舟の会談のお膳立てに奔走した。
維新後には、戊辰戦争を通じて知り合った西郷の推薦で明治天皇の教育係として宮内省に勤めた。
最終更新:2017年11月29日 12:06