アットウィキロゴ

ベーロス

【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ベーロス
【性別】男性
【身長・体重】181cm・101kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。
 最高クラスには及ばないが正統派の魔術師を圧倒するには十分であり、
 セイバーとしては標準的なレベルとされる。

騎乗:B
 騎乗の才能。
 大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種は乗りこなせない。

【固有スキル】
神性:B+
 その体に神性属性があるかないかの判定。
 ポセイドンを父に持ち、明らかではないが東方の大神より影響を受けている。

皇帝特権(神):A+
 なぜか保有するスキル。
 実在の皇帝でも神祖でもない彼が如何にして皇帝特権を手に入れたのか、
 (神)とはなんなのか不明瞭な点は多いが、
 ともかく、本来持ち得ないスキルも短期間だけ獲得できる、通例通りの万能スキルとして働く。
 ただ、神性で上回っている相手に対して効き目が落ちてしまうデメリットが有るらしい。

占星術:C
 エジプト占星術の継承者。
 が、カルデアの占星術師と同様の技も使うとか。

【宝具】
『百門都市の大神起源(ゼウス・ベロス)』
ランク:A+~E- 種別:対軍宝具 レンジ:2~40 最大捕捉:100人
 輝く宝剣。周辺の文明レベルを反映した威力を備える秘剣。
 本来ギリシャ神話の登場人物であるベーロスは、
 ヘレニズム以後に図らずもアメンとマルドゥクというオリエントの大神格に繋がりを持った。
 これは異邦の主神と“剣の起源”の逸話がミックスされて成立した宝具と思われる。
 原野では並の名剣に過ぎないが、大都市では選定の聖剣に相当する出力を持つ、エジプト風の王権の象徴である。

【Weapon】
『百門都市の剣』
 「バビロンを築いたエジプト王」という珍妙な逸話は、確かに彼の戦力となったものの、
 都市圏でなければ“神に繋がる”ことができない制限も内包している。
 いうまでもなく皇帝特権の出典でもある。

【解説】
 エジプト王ベーロス。
 ポセイドンとエジプトの王女リビュエーの子。
 フェニキアの太祖アゲノールとは双子の兄弟とされ、
 またベーロスの子であるダナオスとアイギュプトスの双子は王位を酷く争った。
 ヘロドトスとエウリピデスによってケーペウスの父とされ、またピーネウスの父ともされる。
 古い神話はほぼ持たないものの、
 シケリアのディオドロスはベーロスがユーフラテス川沿いに入植した後、
 エジプトと同じく星読みの神官を任じたという「バビロン植民」の逸話を
 エジプト人の主張の一つとして紹介している。(落ち目のエジプト人たちはかような妄想で心を安らげていたのだろう)
 それによればこの種の新たな神官たちはバビロニア人に「カルデア人」と呼ばれたのだとか。
 またノンノスは旅をしたベーロスが「リビアのゼウス」を農耕する家族(エジプト人?)のもとに紹介したと言い、
 砂漠の砂音が今やゼウス・アスビステス(リビアのゼウス)の声となり
 カオニアの鳩(ドドナの神託所でゼウスの言葉を告げるとされた鳩を指すらしい)
 と同じく未来を占ったと述べる。
 このゼウスと神託は明らかにアメン神とリビアのシーワ・オアシスの神託所に由来する。
 ドドナとリビアの神託所はヘロドトスの時代既に結び付けられていたが、
 その起源をノンノスはベーロスに託したものらしい。
 パウサニアスも"リビアのアンモンとバビロンのベーロス"と並べて言及している。
 どうも一連のバビロン市との関連はベーロスとゼウス・ベロス、つまりベール・マルドゥークとの混同によるものと見え、
 その名ベーロスもカナンのバアルと関連を持つ可能性がある。
 アッシリア王ニヌスの父「アッシリアのベーロス」とは一応区別され、
 また「ベロス神」とも普通混同されないが、少々影響を受けてはいると考えていいだろう。
 ヒュギーヌスによれば剣で闘った最初の人であり、ラテン語のベッルム(戦争)は彼に由来するという。嘘つけ。
最終更新:2020年03月22日 20:30