ヴィルジナル

【元ネタ】英雄の書、古ドイツ伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ヴィルジナル
【性別】女
【身長・体重】161cm・43kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B+
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
周囲の環境を精霊を通して作り変え、自身にとって最も有利な「妖精郷の雪原」に変える。

道具作成:D+
魔力を帯びた器具を作成可能。
魔力の籠った氷雪を材料に、宮殿や城塞、さらには家具や宝飾品などを一瞬で造り上げる。

【固有スキル】
環境適性:A
特定の地形に対する適応補正。冬や氷雪と高い親和力を持つキャスターの場合、
その環境下において魔力が1ランク上昇、さらにはその環境下にいる精霊たちを支配できる。

妖精文字:B
人ならざるモノであり、世界の触媒たる妖精との意思疎通。呪文・魔力回路を介さず
直接世界に干渉し魔術以上の奇跡を体現する。その支配域はあくまで冬という概念に限られる。

【宝具】
永劫に凍てつく銀嶺城(ロード・イェラスプント)
ランク:B 種別:対国宝具 レンジ:1-99 最大補足:1~500人
妖精郷イェラスプントの心象風景、冬という自然現象そのものが具現化した固有結界。
絶対零度の居城とその領地、ひとたび広がれば その内部にあるもの総てを凍てつかせる。
かつて棲む世界が異なる英雄を愛し、離別せざる得なかった悲嘆を具象化する極寒の監獄。
その気になれば、小国ひとつを極寒の銀世界に変えるほどの威力を持つ。
内部には冬の妖精や雪乙女、雪巨人や小人 魔群といった幻想種が生息しており、内部に
入った者をテリトリーを荒らす外敵として、攻撃してくる。
彼女自身の妖精としての在り方そのものを示す宝具であり、真名解放せずとも氷雪と霜と
北風が彼女の行くところを同伴する。

【解説】
血のように紅い宝石を戴く冠をした、氷のように怜悧な容貌をした絶世の美女。
本来は冬を司る妖精、精霊種に近しい存在だが、英雄ディートリッヒ・フォン・ベルンとの婚姻により
人間に近しいパーソナルを得ることとなった。能力のえげつなさに反し穏やかで聡明で心優しい性格。
キャスターのクラスにいるものの 本来は人間の魔術師を越えた神秘であり、人ならざる言葉を
持って、直接精霊たちとコンタクトをとれる。ただ声を発するだけで配下の精霊たちや森の魔群を
呼び集め、周囲の環境を自身の領地に似通った環境である「妖精郷の雪原」に作り変えてしまう。
また精霊たちは彼女の喜怒哀楽に敏感に反応し、特に慟哭や怒りは極寒の吹雪の呼び水となる。

真名はヴィルジナル。冬の妖精女王であり、チロル地方の妖精郷イェラスプントの統治者。
穏やかな巨人や小人たちを始めとする幻想種たちと共に平和に暮らしていたが、
邪悪な巨人族の魔術師オルティスと息子ヤニバス、その眷属の巨人たちに領地を襲われ、
捕えられて自らの氷の城に幽閉された。
その後、新月のたびに雪乙女を差し出すことで、かろうじて国を保っていた。
東ゴートの英雄ディートリッヒ・フォン・ベルンと、老騎士ヒルデブランド両雄の手により解放され、
ディートリヒの伴侶となる。 しかし冬の精ヴィルジナルは温暖な低地にあるディートリヒの祖国
ベルンで生きることができず、結局氷の国へ帰っていった。
最終更新:2020年03月22日 20:52