【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】鑑真
【性別】男性
【身長・体重】175cm・69kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として自らに有利な陣地である「工房」を作成する。
Aランクを所有するため、「工房」を上回る「神殿」が作成可能。
厳密には、魔術の方向性が異なるため「工房」とは呼称されない。
道具作成:C+
魔術的な道具を作成する技能。
彫刻、医薬の作成に秀でる。
【固有スキル】
医術:B+
本草学を基とする漢方医学を習得。
なお、このスキルは現代を基準で比較するものではなく、サーヴァントの生きた時代の基準で判断するものとする。
中国拳法:A
中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。
中でも徒手空拳による武術流派の修得レベルを指す。
鑑真が伝えた中国拳法が骨法の源流である、あるいは骨法に鑑真の中国拳法が取り入れられた、などの伝承が残り、
どちらも鑑真が中国拳法を習得していたとしている。
盲目:A
視力が完全に存在しない全盲者。本来
マイナススキルだが、地形・環境による
視覚妨害は一切受けない上、視覚に訴える幻術・魔眼等は一切通用しない。
高速読経:B
魔術の詠唱を高速化させる能力。
大魔術の詠唱を一工程で成し遂げる。
【宝具】
『釈迦牟尼遺勲(しゃかむにいくん)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:0~30 最大捕捉:100人
中国から持ち込んだという三千粒の仏舎利(仏陀の遺骨)による概念防御。
真名を開放することで覚者の守りを一時的に借り受け、物理や概念、次元間攻撃等によるダメージを削減する。
ダメージの削減量は効果範囲と反比例し、防御対象を絞るほどに堅い守りとなる。
【解説】
奈良時代の帰化僧。
唐の高僧であり日本における律宗の開祖。俗姓は淳于。
四分律に基づく南山律宗の継承者であり、4万人以上の人々に授戒を行ったという。
当時、日本では自誓授戒を蔑ろにする僧侶が幅を効かせた為、栄叡と普照は唐を訪れ、高名な僧を招聘せんと考え、鑑真の下を訪れた。
最初、鑑真は弟子のみを向かわせようとしたが、望む者がいなかった為、自身が渡日する事を決意。
しかし、渡海の試みは五回に渡って失敗。さらに南方の気候や激しい疲労により、鑑真は失明してしまう。
それでも鑑真は諦めず、遣唐副使の
大伴古麻呂等の助けを借りて、六回目にしてようやく来日が叶った。
日本においては孝謙天皇の勅により戒壇の設立と授戒について全面的に一任された。
鑑真は授戒制度を整える一方で、寺の創建や貧民救済なども行い、
また、唐の最新の薬学、武術、彫刻術なども伝えた。
76歳にして、自らが創建した唐招提寺で死去。
弟子の忍基は師の死去を惜しみ、鑑真の彫像を造ったという。
これが日本最古の肖像彫刻であり、現代まで唐招提寺に伝わっている
最終更新:2020年03月22日 20:52