【元ネタ】
ケルト神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ルー・マク・エスリン
【性別】男性
【身長・体重】205cm・89kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A+ 魔力EX 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。
【固有スキル】
善神の智慧:A+
「百芸に通じた(サウィルダーナハ)」その叡智を示すスキル。
肉体面での負荷(神性など)や英雄が独自に所有するものを除く多くのスキルを、Aランクの習熟度で発揮可能。
他サーヴァントへ付与することも可能。充分な魔力を有していれば、サーヴァントではない存在にも付与できる。
本来は権能の一種だが、分霊として現界しているためスキルへ劣化している。
伝承どおり虫への変化や
千里眼による予言も可能。
魔力放出(炎):A
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
ルーの場合、燃え盛る炎が魔力となって使用武器に宿る。
黄金律:A
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
様々な財宝を賜り、あるいは賠償として受け取ったと言われる財運も現す。
神性:EX
神霊適性を持つかどうか。
太陽神の分霊ではあるが人間に憑依しているわけではないためEXランクとなる。
【宝具】
『陽光の車輪(エオフ・バルヘ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:30人
クー・フーリンをも阻んだ影の国の底なし沼をたちどころに干上がらせ、炎の轍道を作り上げた車輪。
転がす事で担い手以外を浄化し闇を払う炎の輝きを纏う。
毒や呪いと言われるものに対して絶大な効果を発揮する上に、その光輝と熱量はそれ自体武器としても機能しうるだろう。
『轟く双星(フォガ・フォガブラギ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~40 最大捕捉:50人
本来の宝具『轟く五星』の劣化版。
クー・フーリンに代わって戦った時に振るった刺股の投槍。
投擲する事で二条の光芒となり、敵陣を吹き飛ばす。その威力と命中精度は共に『突き穿つ死翔の槍』とほぼ同等。
ただし、命中性を裏付けるのは因果逆転の呪いではなく、
千里眼による未来測定と自然現象の操作。
必中の投擲軌道をあらかじめ選定し、軌道を逸しうる外的要因(強風など)を操作して、結果として相手に命中させる、というものになる。
その為、魔力消費量は『突き穿つ死翔の槍』より莫大である。
【Weapon】
『五尖槍』
五つの矛先を持つ槍。本来の宝具『轟く五星』とは別物。
【解説】
ダーナ神族の光の神。二つ名は長腕のルー。
工芸・武術・詩吟・古史・医術・魔術など全技能に秀で「サウィルダーナハ(百芸に通じた)」の異名を取る。
ケルトの大英雄
クー・フーリンの父でもあり、
サーヴァントとして呼ばれる場合は、彼を手助けした時の分霊としての姿を取る。
医術の神ディアン・ケヒトの孫にして、フォモール神族の邪神バロールの孫。
父親のキアンは、トゥレンの子らに殺され、ルーはその賠償として魔法の槍や犬などの数々の財宝を求めた。
ダーナ神族とフォモール神族が相争った際には、かつて賠償として得た財宝を携えてダーナ神族に味方し、
フォモール神族に属する祖父バロールを討ち取った。
また、アルスターの王コンホヴォルの妹デヒテラとの間に一子を設け、
セタンタと名付けさせた。
後に
セタンタは
クー・フーリンと名乗り、アルスター第一の英雄として名を馳せることとなるが、ルーは陰日向にこの息子をサポートした。
影の国への旅路では炎の車輪を授け、クーリーの牛争いでは疲労困憊した
クー・フーリンが休んでいる間、
姿を変えて代わりに戦った事もある。
その最期はケルマットの三人の息子に殺されるというものだったという。
自身の妻と不倫を働いたケルマットをルーは誅殺したが、その復讐としてケルマットの息子らに殺された、と。
本来神霊である彼がサーヴァントの枠組みに何とか留まれているのは、
クー・フーリンが休んでいる間、代理として戦った時の姿・分霊であるため。それ故、能力は相当劣化している。
最終更新:2020年03月22日 21:17