【元ネタ】
アーサー王伝説 キリスト教
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ペトロック(聖ペトロック)
【性別】男性
【身長・体重】172cm・65kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではペトロックに傷をつけられない。
【固有スキル】
戦闘続行:A
生還能力。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
カムランの戦い、二度のローマ巡礼、インドへの旅、と多くの危難から生還したが故に、ペトロックはこのスキルを高ランクで有する。
信仰の加護:A
信仰から生まれる精神と肉体の絶対性。
奇蹟:D+
時に不可能を可能とする奇蹟。
星の開拓者スキルに似た部分があるものの、本質的に異なるものである。
適用される物事についても異なっている。
洗礼詠唱:B
教会流に形式を変化させた魔術。霊体に対して絶大な効果を及ぼす。
聖人:C
聖人として認定された者であることを表す。
聖人の能力はサーヴァントとして召喚された時に
"秘蹟の効果上昇"、"HP自動回復"、"
カリスマを1ランクアップ"、"聖骸布の作成が可能"から、ひとつ選択される。
【宝具】
『命繋ぐ裂槍(グワウェペドロク)』
ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
カムランの戦いから生還出来た理由とされる槍。
所有者にとって危険となりうる物理的・概念的な干渉を事前に察知し、槍を身代わりとして受け止める。
言うなれば避雷針のようなものとして機能する。
ただし槍一つでは受け止めきれない大規模な干渉の場合は防ぎきれず、効果を減衰させるに留まる。
【解説】
アーサー王の宮廷の24人の騎士に数えられる人物。
ドゥムノニアのペトロック王が
アーサー王伝説に取り入れられたものだという。
聖人ペトロックと同一視(あるいは混同か?)されており、カムランの戦いで生き残った七人のうちの一人とされた。
アーサー王伝説ではコーンウォールのクレメンテ王子の子とされ「裂けた槍(Splintered Spear)」の異名を取る。
また、ブラエスとカドグと共に公正な騎士の一人に数えられた。
ブラエスは地上の法、カドグは教会の法を守るのに対し、ペトロックは武人の法(law of arms)を守る騎士とされる。
アーサー王最後の戦いであるカムランの戦いでは、聖ペトロックを生き残った七人のうちの一人に数えている史料がある。
前述の騎士ペトロックと聖人ペトロックを同一人物とする見方に依るのであれば
カムランの戦いの後、騎士の道を捨てて信仰に生き、聖人と呼ばれるまでの人物になった、と解釈するべきか。
アイルランドで神学を学び司祭となった聖ペトロックは、ローマへの巡礼後、コーンウォールに帰還し、多くの修道院、教会を建てた。
伝承の中にはインドへの旅で出会った狼を連れていた、人や動物を襲わないようにドラゴンを説得して海に返した、など荒唐無稽なエピソードもあるが、
これは異教的な伝承の補完とも見られる。
アーサー王の後継者ともされる暴君
コンスタンティン3世をキリスト教に改宗させたというエピソードもある。
死後、彼は自身が葬られたボドミンの修道院を中心に厚い信仰を受ける聖人となった。
後世ではデヴォンの守護聖人とされ、コーンウォールの守護聖人とされる場合もある。
最終更新:2020年03月22日 21:20