聖カテリ・テカウィザ

【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア
【真名】聖カテリ・テカウィザ
【性別】女性
【身長・体重】167cm・59kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久A 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:E-
 凶暴化する事で能力をアップさせるスキルだが、
 彼女は理性を残しているのでその恩恵をほとんど受けていない。
 ただし、“風狂”スキルの影響で、高ランクの狂化を有する制御不能なサーヴァントに(第三者視点では)見える。
 具体的に言うと、異常なまでにエキセントリック。

【固有スキル】
風狂:B
 狂気と見紛う悟りの境地。
 被造物の世界に満ちる神の愛を悟った彼の行いは、それ故に凡人の目には奇行とも映る。
 悟道に在る為、他の精神干渉を高確率でシャットアウト。
 また真名が判明するまでカテリの狂化スキルを高ランクと誤認させる。

聖人:E
 聖人として認定された者であることを表す。列聖から間もない最新の聖人の一人。
 格不足からか、聖人能力は“秘蹟の効果上昇”しか選択できない。

奇蹟:C+
 時に不可能を可能とする奇蹟。
 星の開拓者スキルに似た部分があるものの、本質的に異なるものである。適用される物事についても異なっている。
 聖人能力を選べないため、逆にこのスキルの強化は確定している。

生命の水:C+
 聖泉の逸話により、彼女が触れた水は癒しの効果を持つ。

【宝具】
『白百合、厳冬に咲く(ル・ミラクル・デュ・リス=ブラン)』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:なし 最大捕捉:不明
 その手に宿る癒しの奇蹟。
 “奇蹟”スキルの能力の一端が宝具に昇華したもので、その真なる能力の開放。
 彼女が宿す聖人の格に見合わぬ、強力すぎる癒しの奇蹟は、あらゆる生物に過回復による体組織の崩壊をもたらす。
 健康な生物に振るえば凶器にしかならず、重傷病者などにも重疲労付与などの副作用をもたらす。
 ――だが、死後間もない死者などならば、肉体損傷度と回復量の均衡が保てるかもしれない。
 (この宝具の++補正は、完全に未知数であるがゆえの評価といえる)。

【解説】
 2018年時点で唯一のネイティブアメリカンの聖人。モホークの白百合とも呼ばれる。
 列聖日は2012年10月21日で、非常に悪名高いフニペロ・セラよりも約3年聖人としての格は上となる。
 出生名はテカウィザで、聖カタリナに因むキャサリンという洗礼名を持つ(カテリもこの洗礼名のモホーク読みとされる)。
 モホーク族と、そのモホーク族に捕らわれたアルゴンキン族の女性の間に生まれる。母親はカトリック信者であった。
 彼女が四歳のころに、部族での天然痘の流行で孤児となり、自身の顔にも疱瘡と視力障害が残った。
 二十歳のころに改めてフランス人入植者から洗礼を受けて懇意となり、
 部族内の男性との婚約も、カトリックの貞淑の誓いに則って反故にしたために部族内で迫害を受けるようになる。
 その迫害ゆえにモホーク族の彼女は村を棄てて信仰の旅に出て、貞潔の誓いを立てた。
 人助けに奔走し、厳冬の地であるにも関わらず厳しい修行に身を投じたため、24歳という若さで死去。
 生前から癒しの奇蹟を残しているほか、死後に顔に残った疱瘡が消えたという逸話も残っている。
最終更新:2020年03月22日 21:50