善徳女王

【元ネタ】三国史記、三国遺事
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】金徳曼
【性別】女性
【身長・体重】153cm・43kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
シャーマニズム:B
 朝鮮半島内の精霊との対話。
 祭祀を行うことにより、彼らの力を借り受けることができる。

啓示:A+
 "天からの声"を聞き、最適な行動をとる。
 「直感」は戦闘における第六感だが、啓示は目標の達成に関する事象全てに適応する。
 彼女のこの力によって侵略軍を鎮圧したという。

【宝具】
『天賜玉帯』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 父王が天より授かったという宝物。
 ”この宝物が健在である限り、新羅を侵すことはできない”と謳われた三宝の一つであり、
 これを身に纏うキャスターは強大な魔力を湛え、それがそのまま物理防御力となり、
 あらゆるバッドステータスも撥ね除ける。
 また祭祀用の神具でもあり、キャスターの魔術師としての能力も向上させている。
 キャスターの巫女王としての属性と結びついてこの宝具を所有しているが、
 玉帯の本来の担い手は父・真平王であり、キャスターが持つ玉帯はランクが低下している。

【解説】
新羅27代目の王にして初の女王。善徳女王。聖祖皇姑。在位632-647年。
父王には男児が無く、死去する際に三姉妹の中から徳曼が選ばれた。
当時の新羅は百済と高句麗に攻められて窮地にあり、
中華・唐へ援助を求めて助かるという状況だった。
また、閼川や金庾信といった有能な将軍が活躍し、後の統一王となる春秋も
動き始めるという胎動の時代でもあり、女王自身の有能さを示す逸話は少ない。
国内の寡と孤独を慰問して施しを与え、645年には自ら兵を率いるなどしているが、
647年には女では王は務まらないと反乱を起こされている。
神宮を祀り、大赦を行ったというが、国政は全て大臣に任せたという。
この女王を英霊足らしめているのは、有名な三つの予知(知幾三事)を行ったためである。
中でも2つめの予知は、賊軍の侵攻を察知して、これを鎮圧している。
この逸話があるため、彼女は巫者的な女王であったとして有名になった。

【コメント】
『三つの予知』というシバ女王的な宝具にしようと一瞬思ったが、やっぱやめた。
武勇の逸話のない英霊を武闘派にするだなんて、そんなことは……。
適正クラスはキャスターのみ。
最終更新:2020年03月23日 22:56