【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】崔茂宣
【性別】男性
【身長・体重】158cm・53kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の
対魔力。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【固有スキル】
道具作成:B+
兵器としての火薬製造の達人。
火薬でなくとも、目標のために必要な物ならば信念を持って造り上げる。
陣地作成:B
自らに有利な陣地を作り上げる。
火薬製造のための“火桶都監”の形成が可能。
一意専心:C
一つの物事に没頭し、超人的な集中力を見せる。
製造、実験などの行動に対して発揮される。
道具作成スキルに対するプラス補正として働く。
殺戮技巧(道具):B
生前の逸話からアーチャーが保有するに至ったスキル。
どのような道具(主に火薬)を作成しようとそれらには殺戮用途が付加される。
本来ならばアサシンやバーサーカーに該当する英霊がもつスキルであり、
使用する「対人」ダメージにプラス補正をかける。
【宝具】
『火薬修練法』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~40 最大捕捉:300人
アーチャーの自著。生涯をかけて培った火薬製造と応用の集大成。
英霊化した際にある種の魔術書として昇華されており、本を開き、兵器名を詠むことで
アーチャーの元で発明された火砲と砲弾群が発現し、“放射”の掛け声で撃ち放たれる。
相応の魔力を保有し、この書の概略を掴んだ者ならば誰でも発動できるが、
一度に全種類の砲撃を発現させることが出来るのはアーチャーとその息子のみである。
【解説】
高麗末期の発明家。軍人。1325年生誕。1395年没。
幼い頃から兵書を読み、武器への関心が強かった。
当時の高麗は倭寇の襲撃に悩まされており、崔茂宣はその対策として火薬に興味を持った。
私財を費やして火薬について独自に研究・実験をしたが、上手くいかないので、
火薬製造の知識を持つ中国人の李元という男に熱心に教えを求めた。
そこから得た知識を元にまた実験を重ねて、ついに火薬製造に成功した。
崔茂宣は朝廷に火薬を作るための機構を設置してほしいと粘り強く建議し、
そうして『火桶都監』の責任者となって18種類の火器を発明していった。
更に火筒放射軍という部隊を創り、また火器を搭載出来る戦艦も開発した。
1380年、崔茂宣は倭寇討伐軍の副元帥として任命され、
倭寇500隻の大部分を撃沈し、この大勝利は『荒山大捷』と呼ばれた。
崔茂宣は門下府事の職に高められ、宰相の序列に引き上げられた。
3年後、倭寇20余隻が到来したので崔茂宣は老体を押して自ら出陣し、倭寇を追い払った。
1389年には高麗軍は対馬を襲撃し、火砲で倭船300隻を破壊したという。
数年後、倭寇はもう来ないのだから火桶都監は不要とされ、崔茂宣も朝廷を追われた。
崔茂宣は『火薬修練法』を著して、火薬製造と応用法は息子に受け継がれた。
李成桂は朝鮮を建国した時、崔茂宣の功績を忘れず、名誉職を与えたという。
【コメント】
書を開く→数十の砲撃が発動するという映像を妄想するとかっこいい。
適正クラスはアーチャーとライダー。
最終更新:2020年03月25日 20:56