【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】バヴァヴァルマン1世
【性別】男性
【身長・体重】173cm・69kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力A+ 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。
【固有スキル】
生命の水:B
弟であり協力者であるマヘンドラヴァルマン王が造営した聖池シャンカラタターカによる加護。
数ターン毎にHP自動回復効果が発生する。
血脈励起:B+
生前のキャスターが無意識に行っていた
自己暗示の一種。
サーヴァントとして現界するにあたっては、竜種としての力を一時的に増幅させるスキルとして定義されている。
またキャスターは月族の王であり、夜間に月光を浴びると能力値が上昇する。
【宝具】
『標となれ我が命血(トリヤムバカ/トリブヴァネシュヴァラ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:300人
キャスターを象徴する三つの聖標柱(リンガ)を同時励起し、
発生したエネルギーを敵軍へと放射する。
キャスターはその身に竜王族の血を宿しながら、彼自身は月の属性を持つ。
そして太陽族の姫と契ったことによって太陽の加護を獲得している。
これら三種の属性魔力を一つに混ぜ合わせることで大規模破壊を可能とする。
【解説】
真臘を独立国家として建国したとされる王。在位550-600年。
真臘は当初は扶南の属国であったが、後に扶南を飲み込んでクメール人の独立国家として立った。
バヴァヴァルマン1世はその建国の立役者であるとされている。
最後の扶南王ルドラヴァルマン――シュリーサールヴァボーマの孫であり、
弟(従兄弟の)のチトラセーナ・マヘンドラヴァルマンと共に扶南を攻め、
カンボジア北部、北西部、メコン河沿いの地方を勢力とした。
バヴァヴァルマン1世は戦場において非常に勇敢であり、扶南と属国の王たちに全て勝利したという。
征服の証として3つの目リンガ――聖山プーカオの神石を置き、
その近くのワットプー神殿で祭儀を執り行ったという。
チトラセーナが600年頃に登位し、二代目王となった。
バヴァヴァルマン1世が造営した王都の名はバヴァプラ。
司るリンガ名はトリヤムバカ、トリブヴァネシュヴァラなどである。
バヴァヴァルマン1世は、バラモンの
カウンディニャと竜姫ソマーの血統に生まれたという。
ソマーとは月を意味することから、『太陽族と月族の交わりの元にカンボジア王統が始まった』という
カンボジア建国神話と対応すると解釈されており、バヴァヴァルマン自身も
月族の王として太陽族の姫と結婚したという。
【コメント】
碑文を真に受けると扶南王族なのに扶南の属国を独立させて扶南を滅ぼしており、
冷静に考えると凄いことやってるな。
色んな意味でジャヤヴァルマン2世に似てるので、
2世の伝説はこの王を参考にして作ったのかもしれないと勝手に思っている。
他の真臘の英雄はチトラセーナ、イーシャナヴァルマン、バヴァヴァルマン2世など。
適正クラスは特にないが、「祭儀を執り行った」というからキャスターでいいだろってことにした。
最終更新:2020年03月25日 21:24