本庄繁長

【元ネタ】戦国時代
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】本庄繁長
【性別】男性
【身長・体重】169cm・65kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
戦場の鬼:B
 個人の武勇により自陣営を奮起させるスキル。本来の能力を超えて自身や率いる軍勢を強化する。
 曰く、上杉家に鬼神あり、と謳われるほどの武勇を誇った。

戦闘機動:B
 騎乗状態での戦闘に習熟している。
 騎乗状態での攻撃判定およびダメージにプラスボーナス。
 騎乗していない状態での戦闘力が減少するというデメリットも存在する。
「一に謙信二に繁長北条桃井負けず劣らず」と謳われるように、上杉謙信に次ぐ馬術を誇ったという伝承から。

【宝具】
『武人八幡(うえすぎけにきしんあり)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:50人
 伊達正宗の大軍を潰走させた突撃馬術。
 この宝具のランク以上のカリスマないし神性スキルの保有者が敵陣にいない場合、
 この突撃は防御不能のものとなり、さらに敵全体に混乱判定を強いることも可能。

【Weapon】
『本庄正宗』

【解説】
 戦国時代、上杉(長尾)家に仕えた武将。
 武勇に優れたが、独立心が旺盛で度々謙信に謀反を起こしたと言われる。
 上杉景勝の代になるとその忠臣として活躍し、関ヶ原の戦い後は終戦工作に奔走した。

「幼少より気性剛強で勇猛」と評され、若くして小川長資を謀殺し、本庄家の主権を取り戻す。
 その後、対立していた長尾景虎(上杉謙信)に臣従し、各地を転戦して武功を挙げる。

 しかし、主命で行った長尾藤景・景治兄弟の謀殺に対し、恩賞が下されなかった事から不満を抱き
 これに武田信玄の調略が加わったことで越後の国で謀反に及んだ。
(自身を讒言する謙信の家臣を斬り殺し、謀反に及んだ、とも)

 色部勝長を討ちとるなど奮戦した繁長ではあったが、思うように外部からの支援を受けられず
 最終的には伊達輝宗、蘆名盛氏の仲介で降伏。
 その後、織田信長の調略に応じて謀反を起こすも、またしても謙信に敗れ、降伏した。

 謙信がかように謀反を繰り返した繁長を許したのは、その武勇を高く評価していたからだとされる。
 一方で、当時、繁長は越後ではなく上野国にいたこと、史料の少なさから、そもそも謙信に対して反乱を起こしていないという説もある。

 謙信が卒去すると、上杉景勝・景虎の養子2名による後継者の座を巡る争い(御館の乱)が勃発。
 繁長は景勝方について活躍し、景勝が上杉家の当主となった後は重臣として遇されるようになる。
 一時は一揆扇動の疑惑から改易されるが、文禄の役での活躍により放免され、帰参した。

 秀吉の没後、後世、関ヶ原の戦いと呼ばれる天下人の座を巡る争いが起こるが、
 上杉家は家康に敵対し、東北で家康方に与する最上家・伊達家と戦うこととなる。
 主戦論を唱え、最上家攻略を担当した直江兼続は何の成果も挙げられず敗走したが
 繁長は伊達家に調略に応じる振りをして強襲し、完膚なきまでに打ち破った。

 関ヶ原の戦いは家康の勝利に終わり、天下人の座は家康が締めるのが確実な情勢となると
 繁長は徳川家との講和を提案し容れられる。(ちなみに直江兼続は継戦論を主張した)
 以後は終戦工作に奔走し、結果、上杉家は会津120万石から米沢30万石へと減封されたものの存続を許された。
最終更新:2020年03月26日 22:28