直江兼続

【元ネタ】戦国時代
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】直江兼続
【性別】男性
【身長・体重】181cm・72kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
王佐の才:C
 王器を持つ者を補佐する才能。
 己に相応しい王者に仕えることで、互いの欠落を補完するスキル。
 カリスマの影響下にある場合のみ、あらゆる判定に有利な補正が与えられる。
「学問詩歌の達者、才知武道兼ねたる兵なり」と文武の才能を評価されている。

戦闘続行:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。

【宝具】
『愛の前立て(ここんむそうのつわもの)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 愛の字の前立を持つ変り兜。
 真名を開放することで神仏の加護を獲得し、、
 火属性の攻撃を無効化する炎避けの加護
 スティール、ドレインに類する効果を無効化する盗難除けの加護、
 さらに魔力放出(炎)までもが付与され、戦闘能力が大幅に増強される。

『断絶宣告(なおえじょう)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人
 対象を激怒させる挑発書簡。
 相手の思考をランサーの即時打倒に限定させ、他の思考を妨害する。
 その特性上、罠や同盟者との挟撃に威力を発揮する。
 この宝具による洗脳は時間経過で薄れていき、対象の思考能力も回復していく。

【Weapon】
『素槍』
 佐渡を制した際、穂先を妙宣寺に寄進したという素槍。
 穂先だけでも約80cmと長大。

【解説】
 戦国時代、上杉景勝に仕えた家老。日本槍柱七本に数えられる。
 豊臣秀吉にもその才幹を評価される一方、
 天下の仕置きを行うには、大気と勇気があるが智恵が足りない(為に無理だ)と評価される。

 講談などでは上杉謙信に美貌や才気を見出されたとされるが、信頼できる史料はない。
 謙信没後に景勝、景虎の両名が後継ぎの座を巡って起こした「御館の乱」では景勝についた。
 以後、景勝の側近から執政にまで昇進し、内外に辣腕を振るう。

 豊臣秀吉が天下人としての地位を固め始めると、早くから秀吉と好を通じていた上杉家は厚遇され、
 安定した政情を背景に、戦乱で荒れた越後を立て直すことに成功する。

 しかし秀吉没後、徳川家康が台頭しはじめると、
 上杉家は武名鳴り響く浪人達を雇い、城塞を整備するなど不穏な動きを始めたため、
 徳川家が主導して上杉討伐を開始する。

 これに呼応して石田三成らが反徳川の兵を上げると、東西全国に戦果が波及し天下を巡る争いにまで発展。
 天下が混乱している隙を突いて最上領に兵を進め勢力拡大を計ったが、
 約8倍の戦力を持ちながら大敗を喫して膠着状態に陥る。
 これに加えて関が原の勝利により徳川家康が天下人の座を継ぐのが確実となった為、
 兼続は最上領からの撤退を決断。
 この撤退戦の見事さから、敵将の最上義光からは「古今無双の兵」と高く評価された。

 徳川家に降伏した後は、上杉家は120万石から30万石へと減移封され、財政難に悩まされることとなる。
 しかしながら「人こそ財産」として家臣の召し放ち(免職)は避け、
 倹約に務めながら内政に励み、藩政の基礎を築き上げた。

 最期は秀忠の上洛に際し、病身を押して景勝に付き従ったため、病状が悪化し死去したという。
 その死は主君である景勝だけでなく、将軍秀忠にも惜しまれた。

 佞臣の風説を加味して、属性は秩序・悪とした。
 ゲスいことも平然と行っており、同時代でも方々で反発を食らっている。少なくとも義の将ではない。
 伊達政宗と相性悪いのは同族嫌悪ではなかろうか……
最終更新:2016年10月07日 21:51