【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヤン・ザモイスキ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・77kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A 魔力D 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の
対魔力。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【固有スキル】
専科百般:A
多方面に発揮される天性の才能。
戦術、戦略、法律、建築、芸術、詐術、話術、騎射、剣術、攻城戦、
などの専業スキルについて、Cランク以上の習熟度を発揮できる。
可能性の光:B
星の開拓者に似て非なるスキルにして、
無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自分が手掛けた偉業と、後世立憲主義のひな形となった開明性、
そのすべてを一身に受け止めた偶像が英霊ザモイスキであり、現界した彼は「立憲主義」の具現として振る舞う。
可能性の光、黄金の如く。彼と出会った敵対者は、白熱する黄金によってその身を焼かれる事になるだろう。
対英雄:C+
英雄を相手にした際、そのパラメーターをダウンさせる。
王属性を持つ英雄と対峙した場合、スキルランクが上昇する。
彼の思想は生前以上の鋭度と民主主義的な完成度を得ており、王の如何なる主義主張にも敢然と立ち向かう(ただし主張が正しければ認める)。
【宝具】
『何人たりと侵し得ぬ黄金なる自由精神(アウレア・リベルタス・シュリャーフタ)』
ランク:A 種別:対王宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
“国王は君臨すれど統治せず”、黄金の自由の大原則となる文言の具現。
宝具としての能力は極めてシンプルな王権の制限。
王が王たる所以、保有するレガリア、神聖さを確約するプロパガンダ、
それらの権威の一切を王から引き剥がし、一市民にまでその身を零落させる、まさに対王と呼ぶべき宝具。
ザモイスキが「立憲主義」の具現として現界したことで、貴族主義的な負の側面、
民主主義としての完成度の低さは、この宝具には見られなくなった。
『何人たりと抜き得ぬ精悍なる有翼騎兵(アウレア・フサリア・ポコナイ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1000人
王冠領大ヘトマンが指揮に用いるブスティガン(槌矛)。
槌を敵陣に指し示すことでフサリア兵のゴーストライナーによる騎兵突撃を敢行する。
フサリア兵の現界ターン自体は短いものの、突撃の破壊力と陣形突破能力は特筆に値する。
真名解放の吶喊とともに指し示すことで、フサリア兵全体に
対英雄スキルの効果を付与できる。
【解説】
ポーランド(ポーランド・リトアニア共和国)の政治家であり大貴族、首相、武官、都市建設者、大領主。
若年期からイタリアで法律について学び、特に古代(共和制)ローマの立憲主義に特に強い感銘を受けて、
ヤギェウォ朝断絶後の国王選挙で影響力を発揮、中小貴族を率いた社会運動を展開して、
大貴族とそのバックに聳えるハプスブルク家の思惑を阻止する。
ステファン・バートリ王の治世では弱冠36歳にして首相に、さらにその3年後には陸軍最高司令官、
大元帥に相当する
王冠領大ヘトマンの地位を得て八面六臂の活躍を見せた。
(通常大ヘトマンは終身任期だが、ザモイスキの場合前任の大ヘトマン・ミェレツキが存命中に就任している)。
バートリ王没後のジグムント王の時代には、王の絶対王政指向と他国の王位への関心に端を発する外患誘致的な不穏な動きを嫌悪し、王の反対者として幅を利かせた。
軍人としても、最晩年まで東欧の主要な戦線のほとんどで勝利を飾ったが、老年にその精力的な軍事活動が祟ったのか、病を得て任を退き、
オスマン帝国の脅威という明確な課題を残しながら、退任から僅か3年弱で没した。
バートリ王治世時代、イタリア留学時代にその壮麗さに感激したパドヴァを目指したとされる、美麗にして堅固なる要塞都市ザモシチを建設したことでも知られる万能人。
ただし、彼が提唱したとされる「王は君臨すれど統治せず」――いわゆる黄金の自由は、「貴族の天国、ユダヤ人の楽園、農民の地獄」とも酷評され、
事実、飽く迄貴族と、利権を得れるブルジョワジーのみで回す思想でしかなかった。
最終更新:2020年03月26日 22:40