【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】本因坊算砂
【性別】男性
【身長・体重】161cm・52kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”に相当する寺院を作成可能。
道具作成:C
魔力を帯びた器具を作成する技能。
スキル:占星術に必要な碁盤を作り出せる。
【固有スキル】
高速読経:C
魔術の詠唱を高速化させる能力。
占星術との併用は不可。
占星術:C-
囲碁の源流が占星術であったとする説から。
碁盤の目は19×19=361目あるが、これは古代中国の五行説でいう一年の360日に対応しており、
碁盤上の形勢と現実の運命を照応させ、ある程度だが未来に干渉することが可能となる。
ただし、宝具以外の効力の働きは緩やかなものとなる。
盤上遊戯:A
囲碁、将棋の名人とされた逸話から。
いわゆるボードゲームと呼ばれるジャンルの遊戯を行う場合、そのルールや勘所を即座に把握できる。
また、ボードゲームに関わる判定に有利な補正がかかる。
【宝具】
『三劫成仏(ほんのうじさんこう)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:10人
本能寺の変の前夜に行った対局でめったに出来ない三コウが出来、それが不吉の前兆だったと解釈された伝説から。
碁盤の上にキャスターが対局で作り上げた三コウを目にしたものは、その翌日、命数が尽きた存在となる。
すなわち全ての判定のファンブル率が大幅に上昇し、即死判定が回避できなくなる。
また、不死、不滅系のスキルや宝具も封じられる。
ただし、キャスター自身と対局者はこの効果の対象とはならない。
【解説】
織田信長、豊臣秀吉、
徳川家康の三傑に仕えた棋士。僧侶。
本因坊家の始祖であり、江戸幕府においては碁打ち・将棋指しの最高位、連絡係に任ぜられた『名人』。
近世の碁の基礎をつくったと評価される。
八歳の頃、寂光寺開山・日淵に弟子入りして出家し、法名を日海と称する。
仏僧としての学名も高かったが、碁打ち、将棋指しとして頭角を表し、織田信長の寵を受けた。
本能寺の変の前日には信長の面前で林利玄(異説あり)と対局し、
滅多に出来ない三コウ(お互いが交互に相手の石を取り、無限に続きうる形が三つ)が出来上がった。
この翌日に本能寺の変が起こったことで、三コウが不吉の前兆として扱われるようになった、という逸話が残る。
ただし、この逸話は後世の創作とされる。
その後、天下人となった豊臣秀吉の面前で行われた対局で優勝したことでその力量を評価され、
碁打ちとして扶持を支給されるようになる。
これが碁打ちの専業化の始まりだ、ともされる。
秀吉の没後は家康に招かれて江戸幕府に仕え、碁所・将棋所に任じられた。(ただし将棋所は程なくして大橋宗桂に譲ったとされる)
また、僧侶としても最高位の「法印」に叙せられ、栄華を極めた。
最終更新:2020年03月28日 20:31