【元ネタ】史実
【CLASS】フール(愚者)
【マスター】
【真名】バネ足ジャック(ヘンリー・デ・ラ・ボア・ベレスフォード)
【性別】男
【身長・体重】193cm・90kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B+ 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
衆人環視:C
自分が他人に与える影響力。自己の行いに他人が注目するかいなか。
ラングが高いほど人の視線を集め、関心を得やすい。
【固有スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。
また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。
【宝具】
『バネ足は跳ぶ(スプリング・ヒール)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
その脅威的な脚力と跳躍力が宝具化したもの。
常時展開型でいかなる劣悪な足場だろうがお構い無しに駆け、あらゆる障害物を飛び越える。
『煙の街の怪人(ジャンピング・ジャック)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:ー
警察に追いかけ回されても一度も捕まらなかった逸話の宝具。
任意の場所に霧を発生させる宝具。霧の中では気配遮断、仕切り直し、敏捷にプラスの補正が付く。
ちなみに、ロンドンが霧の街と呼ばれたのは、曇天の多い聞こうと産業革命によって工場から立ち上る煙を掛けた、英国人らしいウィットの効いた皮肉。
【weapon】
右手に大振りのナイフ(こけおどし)
左手に鉤爪(こけおどし)
口から吐く青白い炎(こけおどし)
【解説】
18世紀ヴィクトリア朝末期(
切り裂きジャックの現れた約100前)に現れた最初のロンドンの怪人。
夜に一人歩く女性の服を切り裂き羞恥に染まるその様を見て甲高い声を上げた事を切っ掛けに各地に出没し、警察に追われ、懸賞金を懸けられ、最終的に大通りを数々の人の目に晒されながらも逃げ切り、その消息をたった伝説の怪人。
なお、この怪人が殺人や傷害を犯した記録はない。
その怪人当人であり、アイルランド貴族にして若い頃は奇行と暴力沙汰で名を馳せた男、ヘンリー・デ・ラ・ボア・ベレスフォード。大きな体をした濃い顔の男、ピッチリとした銀色のスーツに黒のマントをした英国紳士。
聖杯にかける願いは『自身の逸話と混同視され、【怪人ジャック】を塗り替えてしまったおぞましき後輩にして血に狂った殺人鬼(ジャック・ザ・リッパー)から離脱し、確固とした【バネ足ジャック】の名を世に残すこと』。
逃走に特化したサーヴァントであり、戦闘力はほぼない。勝ち残るには他のサーヴァントを誘導し潰し合わせるしかない。
【余談】
正確にはバネ足ジャックも正体不明だけど、あえてヘンリーを本人としてみた。
【クラス解説】
フール。愚者のクラス。
道化師や愉快犯、先導者や扇動者のクラス。
生前、その時代に置いて『愚か』と呼ばれる様な言動・行動によって名を馳せた者に与えられるクラス。
戦力は乏しいが、他者に与える影響力に特化したクラスである。
このクラス選ばれる特徴として、芸術家のように作品を世に残さず、かつ自身は(公的に)誰も傷つけた事や戦った事がないなどがある。
該当する人物としては、『非暴力不服従』ガンジーや『維新志士』
勝海舟や『思想家にして宮廷道化師』スタンチクなどが挙げられる。
最終更新:2020年03月28日 20:34