【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】果心居士(かしんこじ)
【性別】男性
【身長・体重】163cm・55kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の形成が可能。
【固有スキル】
幻術:A
魔術系統の一種。変幻能力。
個人を対象とした物から、天を覆う程の大規模行使も可能。
これにより、自身を含めた物の性質を偽装させられる他、
幻影の生成や、肉体の変身、過去視なども可能。
このランクになると対象の“精神”に自然な形で誤認することを強要し、
肉体にも物理的な影響を与える事が出来る。
【宝具】
『恐心幻燈(きょうしんげんとう)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
幾度も戦場の修羅場をくぐってきた
松永久秀を恐怖に陥れた逸話の具現。
真名を開放することによって、対象の最も苦手とするものを、質量のある幻覚として投影する。
最も苦手とするものを投影するため、必ず相手の弱点を突くことができる。
しかし、弱点は相手によって変わるため、果心居士には使いこなせないものであったり、
秘める神秘が高すぎて、投影自体ができないなどの場合もある。
【解説】
室町時代末期に登場した幻術師。
初め大和興福寺に僧籍を置いた異能の修験者。
外法による幻術に長じたと伝えられ、そのため興福寺を破門される。
難癖をつけてきた男の歯を楊枝でなでると、今にも歯が抜け落ちそうにぶら下がった。
水際の笹の葉を水面にほうると、たちまち魚に変化して泳ぎ出した。
松永弾正久秀は果心をひいきにしており「幾度も戦場の修羅場を潜ってきた私に恐ろしい思いをさせてみよ」と言われ、数年前に死んだ弾正の妻の幻影を出現させて、震え上がらせたことがある。
秀吉に召されたが、その際、誰にも知らぬ秀吉の私事をあばいたせいで不興を買ってしまい、果心を捕らえてはりつけにすることにしたが、果心はネズミに変じ、それを鳶がくわえてどこかに飛び去ったという。
最終更新:2016年09月23日 13:11