ペーレウス

【元ネタ】ギリシア神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ペーレウス
【性別】男性
【身長・体重】178cm・67kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
心眼(偽):C
 直感・第六感による危険回避。

【宝具】
『境界凌剣(ペーリオン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
 ダイダロスが鍛えた魔法の剣。
 剣に魔力を込めることで、自身の眼前の空間と、相手の直傍の空間を繋ぎ合わせる。
 それによって、相手が遠距離にあっても攻撃することが可能となる。
 また、込めた魔力の量によっては、相手の体内と空間を繋げ、
 体内からの攻撃を可能とする。

【Weapon】
『無銘・槍』
 カリュドーンの猪狩りの際、エウリュテイオーンを殺してしまった槍。

【解説】
海の女神テティスの夫で、アキレウスの父。
ペーレウスは、カリュドーンの猪狩りで義父のエウリュティオーンを誤って投槍で殺し、イオールコスのアカストスのもとで罪を清められた。このとき、アカストスの妻クレーテーイスはペーレウ
スに恋心を抱き、逢い引きを申し込んだ。しかしペーレウスに断られると、ペーレウスの妻アンティゴネーに、ペーレウスがアカストスの娘ステロペーと結婚しようとしていると言い送った。これ
を耳にしたアンティゴネーは自ら縊れて死んだ。さらにクレーテーイスは夫のアカストスに、ペーレウスが情交を迫ったと讒言した。
アカストスは、ペーレウスをペーリオン山の狩りに連れて行った。ペーレウスはダイダロスが鍛えた魔法の剣を神々から授かっていて、この剣は戦えば必ず勝ち、狩りでは必ず成功するという力を
持っていた。狩りで獲物を競い合い、アカストスの仲間はペーレウスが狩った獣も獲物に数え、手ぶらだったペーレウスを嘲笑ったが、ペーレウスは自分が狩った獣の舌を切り取って袋に入れてお
り、これを示して彼らを黙らせた。
ペーレウスが山中で眠ったとき、アカストスと彼の仲間はペーレウスの剣を牛糞の中に隠し、彼を置き去りにして去った。目を覚ましたペーレウスはケンタウロス族に捕らえられ、殺されそうにな
ったところをケイローンに救われた。ケイローンは隠されていた剣も探し出してペーレウスに与えた。
後にペーレウスは、ミュルミドーン人を率いてイオールコスを破壊し、アカストスとクレーテーイスを殺し、クレーテーイスは八つ裂きとした。しかし、このことはアカストスの子供たちによる報
復を引き起こすことになった。彼らは、アキレウスが戦死したことを伝え聞くと、老残のペーレウスを恐れる必要もなくなったと考え、ペーレウスの住むプティアを攻略し、ペーレウスはこの地を
追われて死んだ。
最終更新:2016年09月23日 13:17