ガトートカチャ

【元ネタ】マハーバーラタ
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ガトートカチャ
【性別】男性
【身長・体重】212cm・154kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を形成する事が可能。

道具作成:-
 宝具による召喚能力を得た代償に、道具作成スキルは失われている。

【固有スキル】
異形:C
 耳まで大きく裂けた口と虎のような牙、数多の眼を持つ異形の姿。
 視覚妨害による補正への耐性と、牙による攻撃能力を得ている。

怪力:B
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力を1ランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

幻術:A
 マーヤーと呼ばれる、主にインドの神々や半妖の種族が扱う魔術系統の一種。
 個人を対象とした物から、天を覆う程の大規模行使も可能。
 これにより、幻影の生成、飛行能力、遠方との通信などを可能とする。
 このランクになると対象の“精神”に自然な形で誤認することを強要し、
 肉体にも物理的な影響を与える事が出来る。

神性:E
 神霊適性を持つが、退化してしまっている。
 英霊自身の魔物、魔獣としてのランクが上がる度に減少していく。

専科百般:A-
 類稀なる武芸の才能。
 戦術、隠密術、暗殺術、弓術、剣術、槍術など、
 戦闘に関係する専業スキルについてのみ、Cクラス以上の習熟度を発揮できる。

【宝具】
『羅刹鬼群(アスラ・クルクシェートラ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:1000人
 ガトートカチャが率いた悪鬼の軍勢の召喚。
 真名解放によって悪性精霊の軍勢を召喚し、指揮下に置く。
 召喚された軍勢はある程度の自我を持ち、直接的な戦闘行動の他、幻術行使の補佐や偵察なども可能。
 また、周囲に存在する霊的存在に干渉し、軍勢の新たな一員として組み入れる事もできる。
 この軍勢は夜間限定でBランク相当の気配遮断スキルを保有し、攻撃対象が神霊適性を持っている場合は攻撃力が向上する。

【解説】
 叙事詩『マハーバーラタ』のパーンダヴァ五王子の一人ビーマと羅刹女ヒディムバーの子。彼自身も羅刹天とされる。
 多くの眼と大きく裂けた口といった恐ろしげな姿で生まれてきたが、両親とその兄弟からは愛され、ガトートカチャもまた彼らを敬愛した。
 生まれてしばらくは父母と共に暮らしていたが、成長した後に「必要な時には必ず参上する」と言い残して父に別れを告げる。
 後に、カウラヴァとパーンダヴァとの間で起きたクルクシェートラの戦いでは、言葉の通りにパーンダヴァ側で参戦し、アラムブシャやドゥリヨーダナといった勇士と戦った。
 彼の最期はパーンダヴァの異父兄(つまりガトートカチャにとって伯父に当たる)カルナとの戦いであった。
 カルナが持つ一撃必殺の――そしてただ一度しか使えない神槍シャクティをアルジュナに使われる事を恐れたクリシュナの命に従ってガトートカチャはカルナに戦いを挑む。
 当初はカルナを圧倒するガトートカチャであったが、追い込まれたカルナはシャクティを使い、ガトートカチャはその犠牲となった。
最終更新:2016年09月23日 17:26