【元ネタ】シュメール神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】エンメルカル
【性別】男性
【身長・体重】185cm・71kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
小規模な”工房”の形成が可能。
道具作成:B+
魔力を帯びた器具を作成できる。
『支配者の法典』を制作することができる。
【固有スキル】
神性:B
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
太陽神ウトゥの息子である。
魔術:A-
神代の魔術を習得。
得意なカテゴリは不明。
高速神言:C
呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
現代人には発音できない神代の言葉を、神託により授かっている。
【宝具】
『支配者の法典(エン・スフギル・アナ)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:0~50 最大捕捉:500人
歴史上初めての文字を刻んだ粘土板。
粘土板には、法を司る神ウトゥの加護が宿っており、
レンジ内のあらゆる存在に対して、板に刻まれた法を強制する結界を展開する。
定められた法に抵抗する者には、重圧によるペナルティが与えられる。
ただし、一つの板には一つの法しか刻むことができず、
二つの法を刻むと、互いの法を支配しあい、効果を相殺する。
また、この効果はレンジ内の存在にしか効果を及ぼさず、
レンジ外へ出た瞬間、その対象への強制力は霧散する。
二つの板を、レンジが重複する場所で使用することはできない。
【解説】
ウルク第1王朝の伝説的な王。ギルガメッシュの祖父でもある。ウルクを建設したる者として記録される他、シュメール神話においては文字の発明者とされる。
シュメール王名表によれば、エンメルカルはウルク第1王朝の最初の王メスキアッガシェルの息子として生まれ、420年間在位したとされる。他の伝説ではエンメルカルは太陽神ウトゥの息子とされている。
『エンメルカルとアラッタ市の領主』によれば、エンメルカルが金属細工や工芸品で知られた都市アラッタを服属させようとした。しかしアラッタ市はウルクから7つの山を越えたエラムにあった。降伏を勧告する使者を立てるものの彼はエンメルカルの長大な言葉を覚えることができず、何度練習しても復唱できなかった。そこでエンメルカルは粘土板を整え言葉を粘土板の上に置いた(即ち文字を記した)。使者はアラッタに到着し、粘土板に書かれた言葉通りに降伏を勧告し、アラッタの領主を威圧した。これが最初の文字記録であるとされている。
『エンメルカルとエン・スフギル・アナ』はエンメルカルとアラッタの領主の戦いを語った伝説である。この中で魔術を用いてアラッタと戦ったという。最終的にアラッタはエンメルカルに服属したとされる。また彼の8人の息子は、エンメルカルの遠征に従軍したとされている。その末弟が彼の後継者とされる
ルガルバンダであった。
最終更新:2016年09月23日 17:53