【元ネタ】ティアナのアポロニウスの生涯
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アポロニウス
【性別】男性
【身長・体重】185cm・73kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力A+ 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の形成が可能。
道具作成:B+
魔力を帯びた器具を作成できる。
限られた材料で、最大限の効果を発揮する道具を作り出すことに長ける。
【固有スキル】
魔術:A+
オーソドックスな魔術から民間呪術に至るまで、様々な魔術に精通している。
特に治療や予知においては、聖人の奇跡と同等の効果を発揮する。
高速詠唱:A
魔術の詠唱を高速化するスキル。
Aランクであれば、大魔術であっても本来の半分の時間で発動できる。
言語理解:C
卓越した魔術による意思疎通。
鳥獣たちの言葉を理解することができる。
【宝具】
『救世なす始源の円環(ヌクテメロン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:10人
それぞれに使い魔が宿った10の指輪。
10の指輪は、それぞれ一つの魔術に特化した使い魔が姿を変えた物であり、
それぞれが独立した魔術回路を有している為、魔術行使の際、
自身の魔術回路に接続せずに、魔術を行使することが可能となる。
また、その魔術回路を補助として使用することによって、
魔術の効果を、飛躍的に増大させることができる。
【解説】
紀元前一世紀から一世紀のローマの魔術師。
現在のトルコのカッパドキアであるティアナで生まれたので「ティアナのアポロニウス」と呼ばれる。
容姿淡麗な美形で語りも麗しく限りなく善人だった。
多くの財産を貧民に分け与え自らはみすぼらしい格好で靴を履かず裸足であったという。
ネオ・
ピタゴラス派哲学者で各地を巡るたびをして学問を修めていった。
その旅は果てはインドにまで及んだとも。
キリストと同世代の人物でローマ帝国に蔓延したキリスト教に対抗して貴族層に持ち上げられた聖人。
魔術を用いて数々の奇跡を起こし、その多くはイエスの起こした奇跡と似たものであった為当時はよく対比させられた。
動物の言葉を含む全ての言語を会得し、人の心を読み、他人の死期を予言した。
また、貴族の娘が亡くなってから八日後に触れただけで生き返らせたという。
10の指輪を所持しておりそれぞれに使い魔が宿っており目的によって使い分けた。
彼は正義の為にしかその魔術を使わなかったという。
特に有名な伝承は女吸血鬼退治の逸話である。
コリントのメニプスという男性が婚約した未亡人の正体ラミアだと見破り、呪文を詠唱するとラミアは白骨になったという。
ラミアはエンプーサだとされる説もある。
100歳以上生きたがその最期は不明である。生きたまま天に昇ったとも未だ生きているとも言われる。
後年エリファス・レヴィがアポロニウスの召喚に成功したといわれている。
最終更新:2016年09月23日 17:54