【元ネタ】
記紀神話+地方伝承
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】笠臣鴨別命
【性別】男性
【身長・体重】171cm・60kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。
【固有スキル】
心眼(偽):B
直感・第六感による危険回避。
地形適応:B
特定の地形に対する適応力。
水中であっても通常通りに行動できる。
【宝具】
『鳴尾瓢(なるおのひさご)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10~40 最大捕捉:50人
三つの魔瓢箪。魔力を吸収し使用者に還元する。
水中などでは瓢の伝導率が向上するため最大補足は500人にまで増加。
瓢箪周囲の対象から魔力を奪い敵を弱体化させる宝具である。
【Weapon】
『無銘・剣』
蛟の一族を鏖殺せしめた剣。
龍属性を持つ英雄には追加ダメージを与える。
【解説】
仁徳天皇の御世、吉備の中国の川島川に竜がいて、毒気で人を苦しめた。
そこで笠臣の先祖の県守は3つの瓢箪を河に投げ入れ、
「お前がひさごを沈めるなら吾は逃げるが、沈められなかったらお前を殺す」といった。
竜は鹿に変じたが瓢箪を沈められず、笠臣は竜を殺し、淵の底にいた同族もことごとく斬り殺した。
鴨別命とは、吉備御友別の弟。
吉備津彦命の弟、
孝霊天皇皇子・稚武彦命の後裔。
神功皇后の命で熊襲を征伐して従え、
応神天皇によって波区芸県主に任じられた、吉備氏に連なる豪族である。
仁徳紀にある蛟殺しの逸話は、ただ笠臣の先祖の県主と在るのみで名前がなく、
鴨別の末裔の逸話とする伝承の一方で、蛟殺しの英雄を鴨別命と同一視するようにもなった。
縣主神社によれば
雄略天皇の頃に鴨別命が蛟を殺したというが、その場合、年齢は250を軽く越える。
最終更新:2016年09月27日 18:41