マルキ・ド・サド

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
 【マスター】雨生 龍之介
  【真名】ドナスィヤン=アルフォーンス=フランスワ=ド=サド
  【性別】男
  【身長】190cm
  【体重】108kg
  【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久EX 敏捷E 魔力C 幸運E 宝具A+
【能力】
道具作成:D
魔力を帯びた器具を作成できる。自動的に動く拷問具の作成が可能。

陣地作成:EX
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。固有結界の一歩手前にまで到達した特殊な"異界"の形成。

【保有S】
狂気の深淵:EX
狂気を昇華させることで独自の世界観・哲学を構築している。精神干渉系の魔術を完全に遮断する。
そればかりか、関わるだけで他者の精神を汚染していく。

被虐の法悦:A+
苦痛を快楽に変換する能力。受けた攻撃がAランク以下の場合、80%の確率で瀕死の状態で生還する。
治療に要する魔力も1/4で済む。倒すにはキャスターが許容出来る限界を超えた攻撃を加える必要がある。

嗜虐の精華:A+
悪辣な反撃能力。相手の攻撃と同時に最も回避しにくく最も苦痛を伴う個所への攻撃、もしくは過去の
トラウマを引きだすような箇所への一撃、精神的不快をもたらすリアクションを取り戦意を喪失させる。

【宝具】
悪徳と淫蕩の百弐拾日(エコール・ド・リベルタン)
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:1-20 最大補足:1~58人
周囲の建物を触媒に、バスティーユ監獄に似た城塞を造り上げる。その内部はキャスターの心象世界を反映した異界に
なっており、彼の構想した脚本通りに物語が進んでいく。結界内に囚われた人間は、記憶を徐々に改竄されて最後は彼
が指定した役をこなすだけの操り人形となってしまう。役振りは精神異常者の4人の権力者たち、42人の犠牲者の美少年
と美少女、4人の遣り手婆、8人の絶倫男である。結界内部で展開するストーリーは概ねキャスターの未完の傑作「ソドム
百二十日あるいは淫蕩学校」だが、キャスターの気分次第で配役を変えたり、ストーリーのプロットを若干修正、変更す
ることもできる。物語はストーリー通り犠牲者がありとあらゆる性的虐待と恐ろしい拷問の末に殺されるのだが、物語が
未完の為に、終章と同時に異界内で起こった事はすべてリセットされて再び物語が繰り返される。犠牲者は拷問によって
負った傷、ここで起こった事に関する記憶、死んだという事実までリセットされて、ふたたび与えられた配役を演じる。

【特記事項】
フランス革命期の貴族にして、地下文学小説家マルキ=ド=サド侯爵。その作品は暴力的なポルノグラフィーを含み、
道徳的に、宗教的に、そして法律的に制約を受けず、哲学者の究極の自由と、個人の肉体的快楽を最も高く追求すること
を原則としている。サドは虐待と放蕩の廉で、パリの刑務所と精神病院に入れられた。バスティーユ牢獄に11年、コン
シェルジュリーに1ヶ月、ビセートル病院に3年、要塞に2年、サン・ラザール監獄に1年、そしてシャラントン精神病院に
13年入れられた。サドの作品のほとんどは獄中で書かれたものである。サディズムという言葉は彼の名に由来する。
その名の通り、サディズムを突き詰めた書籍を発表。しばらくは正当に評価されることがなかったが、現在その書籍は
高い評価を受けている。
パリのオテル・ド・コンデにて誕生、彼は伯父のジャック・ド・サド修道士による教育を受けた。サドは後にイエズス会
のリセに学んだが、軍人を志して七年戦争に従軍し、騎兵連隊の大佐となって闘った。
1763年に戦争から帰還すると同時に、サドは金持ちの治安判事の娘に求婚する。しかし、彼女の父はサドの請願を拒絶した。
その代わりとして、彼女の姉ルネとの結婚を取り決めた。結婚後、サドは息子2人と娘を1人もうけた。
父の死後、祖父ギャスパー・フランスワ・ド・サドの爵位を継ぎ侯爵となる。

それから復活祭の日に物乞いをしていた未亡人を騙し暴行、マルセイユの娼館で乱交し、娼婦に危険な媚薬を飲ます等の
不品行のかどで何度か投獄される。そして獄中にてかの有名な長編小説をいくつか執筆した。それらはリベラル思想に裏打
された背徳的な思弁小説であり、エロティシズム、徹底した無神論、キリスト教の権威を超越した思想を描いた。
だが『ソドム百二十日あるいは淫蕩学校』をはじめ、淫猥にして残酷な描写が描かれた作品が多いため、19世紀には禁書
扱いされており、ごく限られた人しか読むことはなかった。サドはフランス革命直前までバスティーユ牢獄に収監されて
いたが、革命の影響で1790年に釈放される。だが政治活動を行うも再び投獄された。後にナポレオン・ボナパルトによって
「狂人」とされ、1803年にシャラントン精神病院に入れられてそこで没した。

【特記妄想】
元祖変態紳士、変態道の中興の祖。捕まると男女英霊問わずフレッツ凌辱される、ある意味ジル以上に恐ろしい存在。
現在日本の変態文化に熱い目を向けており、凌辱ゲーが一番のお気に入り。見た目はやけに体格のいい久我峰。
最終更新:2017年09月03日 18:23