【元ネタ】史実 旧約聖書
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ネブカドネザル2世
【性別】男性
【身長・体重】172cm・63kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
狂化:B
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
【固有スキル】
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
ただし現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。
黄金律:B
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。
陣地作成:C
自らに有利な陣地を作り上げる。
“大結界”の形成が可能。
建築王としての逸話と黄金の都の逸話により、このスキルを得ている。
ただし現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。
野性:B(-)
殆ど獣そのものに近い。敏捷に上昇補正がかかる。
非常に発達した五感を持ち、さらに自らに対する害意に対して非常に敏感に反応する。
本来ネブカドネザル2世という「人間」自体は持ち合わせていないスキルだが、
狂化の影響で発現している。
【宝具】
『諸国民を彼の前に屈服せしむ(ゼルバベル)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ: 最大補足:1人
かのユダヤの民を捕囚民としてバビロニアへと連行移住させた大エピソードの具現。
赤黒い血と錆に塗れた烙印。常時発動型の宝具である。
バーサーカーに捕捉された対象はこの烙印が浮かび上がる。
この烙印を所持する者は、いかなる異教の護りも破戒して捕囚民として囚える。
捕囚民となった対象はバーサーカーに降りかかる害悪を肩代わりの対象とさせられる。
魔力・幸運で抵抗可能だが、バーサーカーに直接接触された場合、その者の直系の親族もろとも
強制的にこの烙印の対象となる。
バーサーカーの消滅、及び対象の絶命によって烙印は効果を失い、解除と同時に破壊される。
『王の匣庭(コード・オブ・バビロン)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:-
黄金の都へ繋がる錠版。
空間を繋げ、今では失われた建築技術を自由に取り出せるようになる。
そしてその機能をも再現する。
現在は狂化によって、自身そのものを永遠の都バビロンとしての概念基、
害悪なるものを全て排除し、繁栄と栄光を約束させる特権を顕在化するのみに留まっている。
バーサーカーを中心に、”引き寄せる”と言う概念を帯びた光(永遠の都バビロンに繋がる次元断層)が
直線に伸び、あらゆる事象の害悪をろ過し、幸運のみを抽出し、害悪は烙印を所持する誰かに肩代わりさせる。
次元断層からは現世に直接干渉することは出来ず、恩恵を受けられるのは光の中にいる場合のみであるため
使用には注意が必要である。
常に栄光と繁栄を手中に収めんとする光と影射す世界の縮図である。
【解説】
新バビロニア王国の建国者ナボポラッサルの子、ナブー・クドゥリ・ウツル2世。
エジプト王ネコ2世をカルケミシュの戦いで破る、
エルサレムを制圧しユダの民を首都バビロンへと捕囚するなど、
優秀な征服者として、カルデア帝国のその版図を
ハンムラビの帝国よりも広げ、
その威信をアッカドの
サルゴンの帝国に匹敵し得るものとする。
また建設者としても優れ、“エサギラとエジダの扶養者”としてバビロンを復興し、
長大な二重防壁『メディアの壁』や『
イシュタル門』ら各門、
『マルドゥク神殿』を始め、千を超える神殿群、多層塔『エ・テメン・アン・キ』、
美しい『空中庭園』ら様々な建築物を再建・新築し、新バビロニアの全盛期を築く。
旧約聖書において“原初の狼狂”とされるネブカドネザル2世にとって、
バーサーカーのクラスは馴染み易いものといえるだろう。
最終更新:2016年09月28日 22:03