コンスタンティヌス1世

【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【真名】コンスタンティヌス1世
【性別】男
【身長・体重】180cm・75kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A+
 宝具による守護。本人の自覚は無いが、A+ランク以下の魔術を無効化する。
 魔術では、コンスタンティヌスに傷をつける事はできない。

【固有スキル】
皇帝特権:EX
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、槍術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 ランクA以上ならば、肉体面での負荷(神性など)すら獲得できる。

聖人:C
 聖人として認定された者であることを表す。「亜使徒聖大帝コンスタンティン」と呼称される。
 サーヴァントとして召喚された時に“秘蹟の効果上昇”、“HP自動回復”、
 “カリスマを1ランクアップ”、“聖骸布の作成が可能”から、1つの能力を得る事が出来る。

芸術審美:EX
 聖遺物への異常な執着心と知識を持つが、真贋を区別する能力が欠如している。
 宗教関連の逸話を持つ宝具を目にした場合、判定に高確率で失敗する。
 贋作を真作であると思い込んでしまい、真作を目の前にしても信じる事が出来ない。

魔力放出:C(A+)
 宝具の影響により、魔術刻印を持たずとも息を吐くように魔力を発生させる事が出来る。
 武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
 ただし、本人に全く自覚が無いために半分も機能していない。

【宝具】
『ロンバルディアの鉄王冠(コーローナ・フェッレア)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 聖遺物であるとともにヨーロッパで最も古い王冠の1つであり、ランサーの命により製作された代物で、
 カール大帝を初め、多くの皇帝たちはこぞってこの王冠で戴冠式を執り行った。
 “本物”の聖釘が材料に使用されている為、高度な神域の魔術炉心としての機能を持ち、
 生成される莫大な魔力は被っている者の幸運以外のパラメーターを全て2ランクアップさせ、
 スキルにA+ランク相当の『対魔力』と『魔力放出』が追加され、さらにキリスト教を信仰しているならば、あらゆる精神干渉を無効にする。
 ただし、本人はこの王冠に力があるとは思っていない。

『運命の槍(ロンギヌス)』
ランク:E-~A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 聖地より発見した数々の聖遺物の一つで、あまりに有名であるため、純金や宝石による過度な装飾によってカモフラージュが為されている。
 勿論、“聖槍ロンギヌス”の紛い物に過ぎないがランサー本人を含め、時代を超えて様々な権力者が本物と信じ、
 「こうあって欲しい」という歪んだ願いが結晶化した「最低の幻想(ラスト・ファンタズム)」。
 所有者のあらゆる欲望を糧にその威力を増すため、所有者によっては“本物の聖槍”を凌駕する場合もある。
 また、この宝具を高く掲げる事により、レンジ内の対象の欲望を抽出して、この槍に集める事でさらに威力を高める事が出来る。

【Weapon】
『キリストの聖十字架』
 母へレナが息子に送ったイエスの磔刑に使用された“本物”の十字架。
 キリストの血が付着した事で神秘の力を有しており、触れた対象を治癒する力を持ち、
 欠片を埋め込む事により死者の蘇生も可能だが、本人は眉唾物としか見ていない。

【解説】
 本名ガイウス・フラウィウス・ウァレリウス・コンスタンティヌス。
 東西に分かれていたローマ帝国を再統一し、全ローマ唯一皇帝となったことから「大帝」と称され、ビザンティウムに遷都を行った。
 暴君ネロ以来禁止されていたキリスト教を公認してその後の発展の政治的社会的基盤を用意したことから聖人とされている。
 日本正教会では正式には「亜使徒聖大帝コンスタンティン」と呼称される。
 東ローマ帝国は彼が創始した専制君主制とキリスト教の信仰の上に成り立っていたため、「最初のビザンツ皇帝」と呼ぶ歴史家もいる。
 ただし、政略の為にキリスト教を利用していた可能性が高く、実際に元々はミトラ教の信者であり、キリスト教の教義に関してはあまり関心がなく、
 さらに聖地において聖遺物狩りを行い、多数の聖遺物を発見した。
 その中にロンギヌスの槍も存在したがサクソン人達の略奪を恐れたのか、イングランドのグランストンベリーに再び埋められたが、その直後に死亡した。
最終更新:2016年09月29日 19:46