『創世の』バロール

十二階梯の継承者の筆頭弟子。
ストーリーモードでは師・大賢者ローウェルの死に絶望してニブルヘイムへと渡り、
そこで兇魔将軍イブリースを始めとする三魔将を従える魔王として君臨していた。
メインシナリオにおける実質的なラスボス。

ゆるふわな長いミルクティー色の癖っ毛をした、いつもニコニコ笑いを絶やさない三十がらみの優男。
物腰も柔らかく、穏やかな印象。世界を改変できるほどの膨大な魔力を秘めた虹色の双眸『魔眼』を有する。
なゆたたち『異邦の魔物使い(ブレイブ)』が飛ばされた先のアルフヘイムでは、アルメリア王国の宮廷魔術師を務める。
王の腹心としてアルフヘイムを侵食から救うことを目的に『異邦の魔物使い(ブレイブ)』を召喚する。
ユニークスキル創世魔法』を操り、文字通り世界を自由に改変することができる、アルフヘイム随一の魔法使い。
創世魔法のみならず通常の魔法についてもマスタークラスであり、並の術者では到底不可能な魔法三種同時使用なども難なくこなす。
『慣れればこの程度どうにかなる』とは本人の弁。

外見参照
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『魔眼』による神の目線にも等しい視座を得ている反動で、人間の感情の機微といった細やかなものが理解できない。
そのため自らの目的のためには文字通り手段を選ばず、地球から拉致同然に『異邦の魔物使い(ブレイブ)』を召喚する、
挙句使えないと分かった者はろくにフォローもせず見殺しにする――など効率を徹底的に重視し、人の感情や性格といったものを計算に入れない。
必要とあらば、昨日まで仲よく談笑していた相手を捨て駒として切り捨てるなどといったことも平然とやってのける。
そのため、一般の感性を持つ人間からは何を考えているのか分からない、胡散臭い、信用ならないといったマイナスの評価を受ける。
が、本人はそのマイナス評価さえ笑って受け流している。
普段笑みを絶やさず柔和な物腰でいるのも、それが人の警戒を解くのに効率がいいと理解しているがゆえで、いわば擬態。
一巡目の世界では目的のためにカザハを手に入れようとするも果たせず、カザハのコピー体である幻魔将軍ガザーヴァを創り出す。
ガザーヴァからは(インプリンティング的に)父親と慕われているが、バロールが父性に目覚めることはなかった。
二巡目の世界(本編)でも性格はまったく変わらず、ただただこの世界を守ることだけを目的として動いている。
たまたま今回はアルフヘイム側にいるというだけで、本質的には魔王のままである。
(効率重視で立てていた非人道的な作戦を指して魔王と呼ばれていただけであり、別に魔王になろうと思って非人道的な行為をしたわけではない)

とはいえ罪悪感を全く感じていない訳ではなく、自身の罪についても把握している。
(もっとも『悪いことをしたなあ』と感じているだけ)
侵食による世界の崩壊が解決した暁には、明神と共に贖罪の旅に出ることを約束した。

超がつく甘党で、紅茶と薔薇の花と女の子をこよなく愛する。
明神曰く『セクハラ魔王』『エロ魔王』。

弟弟子、妹弟子である十二階梯の継承者たちとは、個人個人に何らかの繋がりがある。
『虚構の』エカテリーナを口説き落として継承者入りさせたり、『聖灰の』マルグリットと魔法を共同研究したりと、
その功績は多岐に渡る。風来坊気質の師匠の代わりに十二階梯の継承者をまとめ上げた功労者とも言える。
また、師と共に魔法という概念を系統立て、理論化することにより、その使用のハードルを大幅に下げることにも成功している。
これにより元来才ある者だけが感覚的に理解し、行使してきた魔法という技術が、
ある程度の読み書きや四則演算のできる者であれば使用できるというレベルに簡易なものとなった。

アルメリア王国のみならずアルフヘイムにとっても、ニヴルヘイムにとっても間違いのない偉人。
そんなバロールだけに、継承者たちを裏切り魔王と化したときの衝撃は計り知れなかった。


上記はブレイブ&モンスターズ世界内での人物像。
実際は上位世界の人物であり、ブレイブ&モンスターズのゲームデザイナー。
ブレモンの存続を望んでおり、ブレモンのサ終を決定したローウェルとは激しく対立している。
シャーロットによると、実際は割といい人っぽい。
ブレモン世界内での非人道的な振る舞いは、上位世界視点ではブレモン世界内の生命は当然実際に生きているわけではなく
飽くまでも単なるゲームのNPCであるからと考えられる。
1巡目では、ローウェルからこの戦いでブレモンが以前のような人気を取り戻したら存続させてやると持ち掛けられ、
ニヴルヘイムの魔王という立場に身を置いていた。

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最終更新:2024年12月13日 20:20
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