(最北端一揆鎮圧戦)
「まつ…見ろ、あれは農民だ…」
『いいえ…戦う意思ある者は、立派な武士です
しかし…米を作り、国を支える者が武器を取るとは…』
「まつ…泣くな、悲しむな」
『いいえ…戦う意思ある者は、立派な武士です
しかし…米を作り、国を支える者が武器を取るとは…』
「まつ…泣くな、悲しむな」
「…しかし寒いな……」
『犬千代様がそのような格好をしているからでございます』
「ゔ…冷たいなぁまつ。それがし身も心も寒い」
『もぅ…あれほど上着を羽織ってくださいませと申しましたのに…』
「うおっさむっ! まつ!少しひっつかせてくれ!」
『きゃ!い、犬千代様…はしたのうございます!』
「何故?いつもやっていることだろう」
『………』
「まつ…あったかい。とても心地よい体温だ」
『…まつめも、同じことを考えておりました』
「まつ…」
『犬千代様…』
『犬千代様がそのような格好をしているからでございます』
「ゔ…冷たいなぁまつ。それがし身も心も寒い」
『もぅ…あれほど上着を羽織ってくださいませと申しましたのに…』
「うおっさむっ! まつ!少しひっつかせてくれ!」
『きゃ!い、犬千代様…はしたのうございます!』
「何故?いつもやっていることだろう」
『………』
「まつ…あったかい。とても心地よい体温だ」
『…まつめも、同じことを考えておりました』
「まつ…」
『犬千代様…』
いつき「うわぁ…アツアツの夫婦だべ…」