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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

かんなびのさと5

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匿名ユーザー

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「……Yes.武威で恭順するなら、もうしているはずだ。この地形と雪では山中を抜け後背をつく事も難しい。
……出来るのは忍びくらいだろう」
 げ、と佐助がうめいた。ついでに幸村が同意を貰った喜びで顔をほころばせていた。
悪いな、幸村。オレは……農村に刃向けに行く前じゃ、ちっとも笑えねえ。
「あのいくら何でも、この雪じゃ俺様遭難するかも……」
 偵察に行ってきた忍びが何を言っているのか。
勿論冗談と取って、信玄がひとしきり大きく笑った。振動でばさばさと木から雪が落ちる。
「stop,お館様。……笑い声で雪崩が起きるぜ。村もオレたちも巻き込んで一揆鎮圧は笑えねえ」
 早く終わらせてしまいたい。
「幸村の言葉通り、先鋒で攪乱しながら中央を突破、混乱がおさまらないうちに後続が拠点を押さえ、
本部隊をもって制圧。農村民をいたずらに傷つけたところで、いいことは何もない」
 重ねて進言すると、うむ、と信玄が頷いた。
「なるほど農民の被害は最小に押さえられよう。しかし、先鋒の消耗は凄まじかろうな」
 解っている。
「オレが行く。単騎でいい、農民と侍の違いがよく解るはずだぜ」
 知らず右目を押さえた。
政宗は一人で突っ込んでいって、伊達の滅びを招いた。忘れられはしない。
「政宗!単騎では暴徒が現れたか、鎮圧に軍が差し向けられたか解らぬではないか!」
 心配そうだな、幸村。……オレはそこまで弱いか?
いや、僻むのはよそう。一人の無謀さも弱さも、骨身にしみた。
「……そうだな。なら、足が速く、雪になれているものを十人ほど借りたい。
オレは立ち止まらずに一気に行く。付いて来れそうなものだけを」
 信州も山が多く、雪深い土地柄だ。覚えのあるものは多いだろう。
「お館様!某にも一番駆けの栄誉を!」
 幸村が勢い込み、佐助が肩を落とし信玄はぐっと肩に力をこめた。
「ふむ。かつての好敵手が肩を並べ戦うか!相手に不足はあれど重畳!小さき場なれば儂もよくよく見届けられよう!」
「お館様!幸村が働きお見届け下されい!」
 幸村が胸を張る。信玄が息を吸い込む。
「行けぃ幸村!」
「お館様ぁ!」
 熱いね。同じように一歩引いた場所で眺める忍びに声をかけた。
「……あんたは後続かい?」
「まっさか、旦那ほっといたら大暴走でしょが。特に今なんか、あんたと大将にいいとこ見せようとして
気合いはいってるもん、放って置いたら農村壊滅。部隊は後続に入れるけど、俺様は旦那のお目付ですよ」
 奥州じゃ説得に次ぐ説得工作でろくに暴れられなかったもんねえ、姫様には良かっただろうけど。
続く悪意が籠もったような言葉に頷いた。
だがオレは、この村も壊滅していいとは思いやしねえ。
一揆起こすほど追い詰めたのはなんなんだ、農民。年貢の季節、秋の収穫時期はまだオレの領土だったな。
いや、夏前にオレの領土に組み込まれたばかりで、餓えた者達のためかなり年貢を緩くしてやったはずだ。
だから飢えが原因ではないだろう。理不尽に当たらせた記憶もない。
 なら、領主が代わった隙にこの地でのし上がろうとでも思ったか?
豪農となり豪族となり、やがては侍に。そして天下を。
上田城の虜61/かんなびのさと6

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