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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

かんなびのさと10

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匿名ユーザー

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「いつき」
「だって!だって姉ちゃんはもっとずっと綺麗だったべ!?こんな、痩せて辛そうじゃなかったべ!
虐める奴はおさむらいだって、農民だって、みんな悪い奴だ!」
 視界の隅、信玄が太い笑みを浮かべて皆を睥睨している。
機嫌は悪くないようだった。むしろ、面白そうだった。
「ふうん、けど人に同情してる場合じゃないんじゃなーい?独眼竜が何言おうと一揆起こしたんだからさ、
覚悟はあるんでしょ?同じ目に遭うかも、なーんてね」
 政宗は僅か目を見張り、佐助の姿を探した。幸村の少し後ろ、そこに佇む細身の姿。
出過ぎた言葉だ。ここに信玄公がいて、裁きの言葉が下る前、そして一応は客将扱いの政宗が減刑を願い出ている。
弁えた、有能な忍びにしては、余りにも出すぎた言葉だ。怒りよりも前に、意表をつかれ驚いた。
じっと佐助を見つめる。計算の上での発言に思えない。
政宗を怒らせる?だとしても意味がない。
農民の前でもめ事を起こしたい?……まさか。
なら計算ではないのか。感情か。

下郎お前、忍びの癖にオレを憎んでいるのか。

いつきが雪を踏んで政宗の前に出る。小さな体に虚勢を漲らせ、のけぞるようにして皆を睨みあげる。
大柄な侍達に囲まれ、いつきはいっそう小さく見えた。
信玄が眼差し一つで佐助を引かせる。
「怖かねえべ!姉ちゃんに何しただ!?おめさんはおさむらいにゃ見えねえが、やっぱり悪い奴だ!」
 政宗は信玄に一度目礼すると、立ち上がっていつきの肩を叩いた。
「いつき」
 佐助。ああ、確かに恨まれるほどの暴言を吐いたさ。
決してオレは折れない。だからお前じゃ話にならねぇよ、上の人間を呼びな。
たったそれだけで済む言葉を、荒んだ心に任せ悪意に満ちた、呪うような未来で彩った。
それのどこかが、あるいは総てが、この忍びの触れられれば痛い場所をついたのだろうか。
あの摺上原での、気まぐれめいたオレの言葉が、いつきを安らげたのとは逆に。
この小さな総大将の怒りが、今オレを癒したように。
大丈夫だいつき。収めてみせるぜ、お前には傷を付けずにな。
「ねえちゃ……」
 呼び終わる前に唇を唇でふさいだ。柔らかく暖かく、小さな口だった。
短い、ついばむような口づけを何度も繰り返す。
ぽかんと見開かれた目の隅が次第に羞恥に赤く染まる。
背後でおら達のいつきちゃんのくちびるがあああと叫ぶ声がする。
上田城の虜66/かんなびのさと11

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