戦国BASARA/エロパロ保管庫

海際5

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匿名ユーザー

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「....チッ」
軽く舌打ちすると、はだけられた服の裾を元に戻してやる。
「?」
元就の頭が急に覚めていく。
ここで元親は予想外の言葉を吐き出した。
「それだけなんかじゃねぇよ。」
「?」
「俺は、人間に戻ったお前さんを見たかった。」
「?」
「何か、ずっと可哀相に見えて仕方なかったんだよ。人間辞めてるとか。だから....どーにかしたくって....」
「?」
「ああ、もう!テメェは今から俺の女にしてやるから人間に戻ってくれって言いたいんだよ!....って....」
「.....」
「.....」

馬鹿だな。この男は。大馬鹿なんだ。だから言いたいことを言うんだ....。

「馬鹿なのだな....貴様....。」
「は?」
「大馬鹿なのだな....」
「へ?」
「だから人間らしくて....そんな事言えて....惜しげもなくそんな台詞吐けてェ....」
「....」
「人らしさを感じられてェ....クッ....」
感情をとり戻した元就が涙で顔を一杯にするのは時間の問題であった。

「我のこの衣装....いい加減寒くてな...」
「ああ....」
「今すぐ脱ぎたいのだが自分では脱げないのだ....。」
「....」
今は既に日は完全に落ち、海に映る月だけが元就を照らす。淡い光に映し出された「彼女」の姿は妖艶に見えた。

元親が「彼女」に手を出すのは間もなくである。
それが野性的であるか、紳士的であるかは検討もつかない。

ー完?ー
完?の後
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