■元就、日輪の...?
夜半。
三人組の兵士が戸を開ける。
「おい、本気かよ。」
「しらねぇよ!そんな事言ったって!」
「静かにしろ!せっかく番兵や大将が協力してくれたんだぞ。」
「うちの大将も不安がってたじゃねぇか!大体こんな薬、本当に効くのか?」
「....失敗したら打ち首だろうな。俺達。」
「....」
「....」
「でもどっち道死ぬんなら....」
コクリ。
三人は互いに頷いた。
暗闇の奥には、僅かな光と、寝息。
寝息の下へ近付く。
「改めてみりゃ、高貴な顔してるって言うか....」
「本当に綺麗な顔してるな。女みてぇだ。」
「この顔で微笑んでくれりゃ....」
想像した。
胸が高鳴ると言うか、虜にされると言うか。
いくら天才でも、生まれもった容姿を使わないとは惜しい。
三人組の兵士が戸を開ける。
「おい、本気かよ。」
「しらねぇよ!そんな事言ったって!」
「静かにしろ!せっかく番兵や大将が協力してくれたんだぞ。」
「うちの大将も不安がってたじゃねぇか!大体こんな薬、本当に効くのか?」
「....失敗したら打ち首だろうな。俺達。」
「....」
「....」
「でもどっち道死ぬんなら....」
コクリ。
三人は互いに頷いた。
暗闇の奥には、僅かな光と、寝息。
寝息の下へ近付く。
「改めてみりゃ、高貴な顔してるって言うか....」
「本当に綺麗な顔してるな。女みてぇだ。」
「この顔で微笑んでくれりゃ....」
想像した。
胸が高鳴ると言うか、虜にされると言うか。
いくら天才でも、生まれもった容姿を使わないとは惜しい。
「っと....あぶねぇ。」
「そうだった。この中身は氷みてぇなもんだったな。」
「でも、このヤクが本物なら....」
「そうだった。この中身は氷みてぇなもんだったな。」
「でも、このヤクが本物なら....」
「日輪の申し子が日輪の巫女さんとか....」
「「イイ!」」
御大将の巫女さん姿。
それに頬でも染めて上目使いで酌でもしてくれりゃあ...。
天下統一なんか簡単だ。
「そう考えると偉大な事を俺達はやるんだ!」
「そうだ!御大将を!」
「天下に相応しい者にする為!」
「「イイ!」」
御大将の巫女さん姿。
それに頬でも染めて上目使いで酌でもしてくれりゃあ...。
天下統一なんか簡単だ。
「そう考えると偉大な事を俺達はやるんだ!」
「そうだ!御大将を!」
「天下に相応しい者にする為!」
懐から瓢箪を取り出し栓を抜く。