涙の皮膜に覆われた目が、生殺しにするつもりか、と訴えている。
切羽詰っているのは、むしろこちらだ。
それだけに濃姫の態度は好都合だった。
「どうしたい?」
余裕と意地の悪さを含んだ笑みを無理矢理につくり、濃姫に向かって低く囁いた。
「ううっ、やあ……っ」
濃姫の太腿がビクビクとふるえる。汗でぴったりと密着した白い肌が粟立つ感触がした。
膣口が締まり、亀頭を覆う柔壁のぬかるみ具合がいっそう増していく。
元親の頭の中でチカチカと白色の光が爆ぜた。
打てば響くような心地よい反応に、自然息が荒くなってくる。
奥歯を数回噛み合わせ、ゆっくりと息を吐くと、元親は下半身に体重をかけた。
男茎をぐっ、ぐっと小刻みに挿入させながら、濃姫の太腿の肉を握り締めるように強く掴む。
「あぐ、いああっ、んうっううんっ!」
痛みに歪んだ表情はすぐに蕩けて、濃姫の顔は喜悦の色に染まった。
「……食いつきがいいじゃねえか。こんなふうに抱かれるのがアンタの好みなのか?」
返事を待たずに、今度は尻をパチンと叩き上げた。
「ああんっ!!」
振動が内部を揺さぶって、元親の腰を刺激する。
白い尻や太腿を打擲し続けると、濃姫は断続的に喘ぎを漏らした。
肢体を波のようにうねらせ、跳ねる。
肉を打つ、破裂音めいた乾いた音色が耳の奥で反響し、その音に重なる濃姫の甘ったるい
悲鳴が元親の背筋をゾクゾクとさせた。
絡みついてくる肉襞を押し割りながら半ばまで埋没させたところで、元親は手を止めて
濃姫の顔をぼうっと見つめた。
「あふぅ……はぁ、ふぅ、ううんっ」
額に張りついた髪をそのままに、恍惚とした表情を浮かべている。
とろんとした瞳はどこを見ているのかさえ分からない。白痴じみた目の色が妖しく、
淫猥さだけを元親に印象づけた。
露出した肌は汗でヌルヌルとしていて、裸よりも淫らだった。
切羽詰っているのは、むしろこちらだ。
それだけに濃姫の態度は好都合だった。
「どうしたい?」
余裕と意地の悪さを含んだ笑みを無理矢理につくり、濃姫に向かって低く囁いた。
「ううっ、やあ……っ」
濃姫の太腿がビクビクとふるえる。汗でぴったりと密着した白い肌が粟立つ感触がした。
膣口が締まり、亀頭を覆う柔壁のぬかるみ具合がいっそう増していく。
元親の頭の中でチカチカと白色の光が爆ぜた。
打てば響くような心地よい反応に、自然息が荒くなってくる。
奥歯を数回噛み合わせ、ゆっくりと息を吐くと、元親は下半身に体重をかけた。
男茎をぐっ、ぐっと小刻みに挿入させながら、濃姫の太腿の肉を握り締めるように強く掴む。
「あぐ、いああっ、んうっううんっ!」
痛みに歪んだ表情はすぐに蕩けて、濃姫の顔は喜悦の色に染まった。
「……食いつきがいいじゃねえか。こんなふうに抱かれるのがアンタの好みなのか?」
返事を待たずに、今度は尻をパチンと叩き上げた。
「ああんっ!!」
振動が内部を揺さぶって、元親の腰を刺激する。
白い尻や太腿を打擲し続けると、濃姫は断続的に喘ぎを漏らした。
肢体を波のようにうねらせ、跳ねる。
肉を打つ、破裂音めいた乾いた音色が耳の奥で反響し、その音に重なる濃姫の甘ったるい
悲鳴が元親の背筋をゾクゾクとさせた。
絡みついてくる肉襞を押し割りながら半ばまで埋没させたところで、元親は手を止めて
濃姫の顔をぼうっと見つめた。
「あふぅ……はぁ、ふぅ、ううんっ」
額に張りついた髪をそのままに、恍惚とした表情を浮かべている。
とろんとした瞳はどこを見ているのかさえ分からない。白痴じみた目の色が妖しく、
淫猥さだけを元親に印象づけた。
露出した肌は汗でヌルヌルとしていて、裸よりも淫らだった。
元親は濃姫の細い腰を抱き直すと、ほとんど衝動的に男茎を奥まで突き刺した。
「はあああっ!!」
濃姫の唇から嬌声が放たれると同時に肉の通路はざわめいて、元親を優しく包み込む。
背筋を走る快感に息が詰まった。
仰け反った体に、さらにぐりぐりと腰を擦りつけた。
抱えた腕の力を抜き、腰と腿で濃姫の柔らかい尻を押してみる。すると、軋んだ網が
頭上の枝を支点にして揺らぎ、彼女の体ごと少し遠ざかっていった。振り幅は短いので、
すぐにもとの位置まで引き返してくる。
「ああ……ああん!」
繋がり合った部分が外れない程度に腰を動かすだけでゆるやかな摩擦が立て続けに生まれて、
先ほど濃姫をいたぶっていた振り子の動きが、今度は双方に悦楽の甘い痺れをもたらした。
楽しい遊戯を発見した気分だった。
元親は子供のような無邪気さで網を揺すり続けた。
「ふうん、んうっ、はあぁ、あっ――あはぁっ!」
体を押すときよりも、揺り戻されて深く繋がる瞬間の方が、視覚的にも触覚的にも楽しかった。
その場に立っているだけで、淫らに濡れた花陰の中に赤黒い男根が深々と突き刺さっていく
様子を存分に眺めることができる。
濃姫もその瞬間がくると、極度に乱れた。
ただ足を開いているだけの彼女は、彼女の意思になどまるで頓着しない、残酷で、単調な、
のろくさとした網の動きに弄ばれている事実にひどく興奮した様子で、少しの恐れと
大きな悦びを内に含んだ表情を浮かべて声高に叫びおののく。
戻ってきた尻が腰にぶつかる小さな衝撃に次いで、収まらない揺れがトントンと跳ねる
ような動きを加えた。
「はあああっ!!」
濃姫の唇から嬌声が放たれると同時に肉の通路はざわめいて、元親を優しく包み込む。
背筋を走る快感に息が詰まった。
仰け反った体に、さらにぐりぐりと腰を擦りつけた。
抱えた腕の力を抜き、腰と腿で濃姫の柔らかい尻を押してみる。すると、軋んだ網が
頭上の枝を支点にして揺らぎ、彼女の体ごと少し遠ざかっていった。振り幅は短いので、
すぐにもとの位置まで引き返してくる。
「ああ……ああん!」
繋がり合った部分が外れない程度に腰を動かすだけでゆるやかな摩擦が立て続けに生まれて、
先ほど濃姫をいたぶっていた振り子の動きが、今度は双方に悦楽の甘い痺れをもたらした。
楽しい遊戯を発見した気分だった。
元親は子供のような無邪気さで網を揺すり続けた。
「ふうん、んうっ、はあぁ、あっ――あはぁっ!」
体を押すときよりも、揺り戻されて深く繋がる瞬間の方が、視覚的にも触覚的にも楽しかった。
その場に立っているだけで、淫らに濡れた花陰の中に赤黒い男根が深々と突き刺さっていく
様子を存分に眺めることができる。
濃姫もその瞬間がくると、極度に乱れた。
ただ足を開いているだけの彼女は、彼女の意思になどまるで頓着しない、残酷で、単調な、
のろくさとした網の動きに弄ばれている事実にひどく興奮した様子で、少しの恐れと
大きな悦びを内に含んだ表情を浮かべて声高に叫びおののく。
戻ってきた尻が腰にぶつかる小さな衝撃に次いで、収まらない揺れがトントンと跳ねる
ような動きを加えた。




