戦国BASARA/エロパロ保管庫

微熱2

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bsr_e

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薄いが柔らかい感触を楽しむように、丹念に口付けを施しながら、光秀の指は腕の中の身体を弄っていた。
ぎゅっと目を閉じて白衣を掴む元就の首筋を撫で上げ、耳朶をぺろりと舐める。
「…随分と可愛らしい反応をされますね」
もっと激しく抵抗されるかと思っていたが、こうも簡単に陥落するとは思っていなかった。
「まだ…なのですね」
揶揄するような口調に、元就は頬をカッと赤く染めて顔を伏せた。
「…うるさい、黙れ」
その声はいつもの鋭さには欠けている。
「少しは慣れておかないと後が辛いですよ」
「だから何の関係があるのかと……ぐっ」
再び光秀は口を塞いで、その先の反論を飲み込ませて大人しくさせると、隙をついて抱え上げた。
「皆さんの体調を管理することが私の仕事ですから」
だから私に身を任せなさい、と一体どういう論法なのか判らないが、元就の細い体をベッドへと押さえつけて微笑んだ。
するりと下着を器用に外すと、胸元を隠そうとする腕を掴み、柔らかな膨らみへと触れた。
光秀のそれに比べれば控えめな大きさで、片手で包み込める程度ではあるが、形良く整っている。
指先で先端の色付いた部分を弾くと、短く嬌声があがった。
「声を抑えなくても大丈夫ですよ…この時間は誰も通りませんから」
首筋から鎖骨へと舌でなぞりながら、光秀は低く嗤った。
「…そ、そのような事、で、はなく……」
「では何を気にされているのですか」
ふっと軽く息を吹きかけながら、光秀は耳朶を甘く噛む。
首を竦めて逃れようとする元就の手首を捉えて捻りあげる。
「つぅ…」
ゆるゆると掌で滑らかな肌をなぞりながら、最後の砦となっている小さな布へと手を掛ける。
だが、すぐには脱がさず、布越しに足の付け根の間の秘めたる場所を刺激する。
「…やめよ!」
上気した肌が桜色に染まり、既に力の入らない手では光秀を押しのける事も出来ない。
弱々しく吐いた元就の言葉に淡く艶めいた響きを感じ取り、光秀は口角を上げて目を細めた。
「嘘はいけませんよ、毛利先生」
「我は嘘など……あぁっ」
じわりと濡れてきた箇所を集中的に攻め立てられ、元就の口から再び嬌声が零れる。
普段は氷の面などと噂される無表情な彼女の、おそらく誰も見た事のない一面を知り、光秀は楽しくなった。
「あぁ…イイ……」
素敵ですよ、とわざとらしく言いながら、下肢から下着を剥ぎ取る。
隠すものが無くなり、心細くなったのか、元就は足を擦り合わせて隠そうとするが、あっさりと膝を割られて光秀の侵入を許してしまった。
とろとろと秘裂から流れるものを指に絡めながら、その中へと光秀は指を差し込む。
「…や……痛っ」
びくっと細い体が震え、一瞬強張る。
「力を入れると余計に辛いですよ」
優しい声音で話し掛けながらも、口元にはいつもの得体の知れない微笑が浮かんでいた。
くいっと指を挿入させながら、余計な力が抜けた時を見計らい、ぐちゅりと奥へと進めた。
喘ぐ元就の唇を己のもので塞ぎながら、舌を絡めて蹂躙する。
その間も指は止まらず淫猥な水音を立てていた。
「貴女の身体は悦んでいるようですね」
ちろちろと紅い舌で光秀は自分の唇を舐めた。
「……痴れ者が…」
荒く息を吐きながら、元就潤んだ瞳で光秀を睨みつける。
だが、この状況では相手の情欲をそそるだけだ。
「ええ、その痴れ者の手で喘いでいる貴女は何者でしょうか?」
「………っ」
ぞくりとした快楽の波が背筋を這い上がり、頭を白く染めていく。
悦に入る光秀の声が最後に残った記憶であった。


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