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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

月見の宴2

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bsr_e

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「…島津殿」
正面に座って先程の様子を呆れた顔で眺めていた元就が口を開いた。
「なんじゃ?」
「あれを」
すっと若草色の袖が上がり、細い指先が天を指した。
「丁度、雲がはれて南天高く昇った月が見頃かと」
「おお~、これは見事な月じゃ」
うむうむ、と満足そうに頷く島津。
それにつられて両側に座っていた二人も外を見上げた。
星の瞬く夜空に銀色の盆を浮べたような見事な月が昇っていた。
「こいつは良い」
「ほう、今日は満月か」
どうりで明るい訳だ、と元親は呟く。
「…日輪にしか興味ないかと思ったんだが、珍しい事もあるなぁ、元就」
「ふん…我とてそのぐらい…」
「なぁ、そっちでツマンナイ顔して白湯舐めてないで、ほら、こいつを飲め」
ずい、と差し出された杯を勢いで受け取ったものの、口を付けられず、困ったように島津の顔を見た。
「今宵の月に杯を捧ぐっちゅう事で皆で乾杯じゃ」
各々が手にした杯にギリギリまで酒を満たすと、三人はぐいっと飲み干した。
普段は酒を口にしない元就だが、皆の様子に決心したのか緊張した顔で小さめの杯に満たしてある酒を同様に飲み干した。
「良い飲みっぷりじゃねぇか、下戸だなんて嘘じゃ…」
と政宗が言いかけた時、元就が手にしていた杯がころりと床に落ちた。
「へ?」
間抜けな声を出してしまったが、明らかに目の前に起きている異変に、そのような事は構っていられない。
「大丈夫か、毛利の…」
くてん、と転がった元就へと腕を伸ばし、島津はその細い体を抱き上げた。
「…島津殿?」
ぼや~っとした顔で相手を見上げると、今まで見た事がないぐらい満面の笑みを浮べた。
あの元就が。
元親と政宗はこの世の奇跡でも見たかのように固まっている。
きっと明日は天変地異だ。
「どぎゃんしたと?」
するり、と白い腕が島津の首へと絡み、元就の方から口付けてきた。
「……我を抱いて下さいませ」
ふっと瞳を伏せ、恥らう仕草は大抵の男なら落とせるだろう。
こいつは正気の沙汰じゃない、とわかっているが、かなり直球な台詞に、残りの二人も黙ってはいない。
「よし、じゃあ場所を変えて第二回戦だ、元親!」
「おう、こっちも望む所よ、政宗!」
ぱしん、と手を打ち鳴らし、二人は島津の両側へと回る。
「…いや、そいつはさすがに無理っちゅうもんが…」
そんな島津の言葉もあっさりと流され、元親と政宗に腕を引かれる形で別室へと案内されてしまった。

その後の事は、誰も恐ろしくて部屋に近づけず、一切が謎に包まれたままである。



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