戦国BASARA/エロパロ保管庫

愛の伝道師

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最初に目に入ったのは、極彩色で彩られた悪趣味な天井だった。
背中に羽根の生えた人の形をしたものがぐるぐると回っている奇妙な絵図。
そして、己の体の上で鼻息荒く全身を撫でるザビーの姿が入った。
「じょ…冗談じゃない、何をしている、放せ!」
どうやら倒れている間に連れ去られたようだが、ついでに具足も一式外されてしまったらしい。
元就は肌蹴られた服の合間から入り込む太い指から逃れようと試みた。
「ソンナ事言っちゃイヤ!コレカラ、ザビーがタクティシャンに愛を教えてアゲルヨ!」
小柄な元就の体を圧倒的な体格差で抑えこんだザビーが、にたりと笑う。
顔を覆うように、ぶよん、となにやら脂肪の塊を押し付けられる。
「いらん、貴様の愛など我には不要!」
窒息しそうになりながらも、ずりずりと巨体の下から逃れようと足掻く元就。
尚も押し付けようとするそれを手で払い除けようとしたが、意外な弾力で勢い良く跳ね返される。
「ソンナ手荒に扱ワナイデ、ザビーのオッパイ、でりけーとナンダカラ!」
相変わらず元就の上に乗っかったまま、太い指で頬を包むと、赤面してくねくねと巨体を捩らせる。
まるで鯔のように。
元就はぶよぶよと揺れる目の前の物体を思わず凝視してしまう。
乳房、というにはあまりにも大きい。
育ちすぎた西瓜というか、人の顔よりもはるかに巨大な物体である。
あれで窒息死したら、情けなくて死んでも死にきしれない、むしろ化けて出る。
貞操の危機以前に命の危機を感じた元就は、何とかここから脱出する方法はないかと考えた。
「逃ゲナイデ、大丈夫、優シク愛ヲ教エテ ア・ゲ・ル!」
いきなり唇を分厚いそれで塞がれ、べろんべろんと舌を突っ込まれる。
呼吸をするのも侭ならず、かと言って空気を求めて口を開ければ容赦なくザビーの舌に蹂躙される。
舌を噛み切ってやろうかと思っても、それ以上の力で吸い付かれて、息をするのも難しい。
勿論、体を押しのけようと腕を突っ張った所で効果もなく、体勢が崩れた隙にさらにぐいぐい押さえ込まれる。
…このまま圧死するのか。
そんな考えが元就の脳裏を過ぎる。
戦国の世に生きる武将として戦地で死ぬのは覚悟しているが、このような場所で斯くも情けない死に様だけは絶対に嫌だ。
しかし、ザビーの容赦ない攻撃に防戦一方の元就には現状を打破する方法もなかった。
「…ソロソロ良イ頃ネー」
むふふ、と気味の悪い笑い声がしたかと思うと、ザビーの手が元就の下肢へと伸びた。
袴の紐をぶちぶちと千切るように外すと、下帯を緩めて直に触れてくる。
「ぐぁっ」
男性として一番の弱点を攻められ、全身の力がぐにゃりと抜ける。
そのまま潰されるのではないかと恐怖を感じたが、ザビーはそれを握ったり擦ったりして玩びだした。
「愚劣な…」
想像以上に気持ちよいザビーの手技に、元就の息も上がる。
「ソウ言ッテモ、男ノ人ハ、ココを弄ルト固クナルノネ」
涎をだらだらと垂らしながら、ふがふがと鼻息荒く、元就の顔に唇を近付ける。
眉を顰め、目を閉じて顔を逸らした彼の首筋へと、ぶちゅっと吸い付くと舌で耳朶の方へと舐めあげる。
「あぁっ…」
ぞわぞわっとする奇妙な感覚が背筋を駆け上るように上がっていく。
触れられたくないと思いながらも、本人の意識とは無関係に体はしっかりと反応してしまった。
「気持チイイデショウ…ホラ、コンナニ」
南蛮伝来の秘法でもあるのかザビーの指技で、元就のモノはしっかりと勃ち上がっており、その先端から露を零していた。
ぐちぐちと弄られながら、情けないやら悲しいやらで、反論する気も失せてくる。
「サア、ザビーノ愛デ包ンデアゲルヨー!」
元就の上にザビーが腰を落とすと、じゅぷん、という音と共に肉塊の中へと飲み込まれる。
ぼすんぼすんと巨大な肉の塊が己の体の上で跳ねている。
体中の骨がその圧力に悲鳴を上げているのだが、それ以上にザビーの胎内はぬらぬらと淫らに蠢き元就を締め上げる。
どこでそんな技巧を身に付けたのだろうか、ぐちゅぐちゅと体を掻き回されるような感覚に気も遠くなる。
「くぅ…」
そして不覚にも達してしまった事に激しく後悔した。
「ンンー、マダマダヨ!今夜ハミッチリと愛ノ講義をスルヨ!」
にんまりと不気味な笑みを浮べたザビーの顔が、目の前いっぱいに広がり、疲労感と絶望感で元就の視界はそのまま暗転した。

その後、彼がどのような運命を辿ったのか、知る者は口を噤んだ。


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