戦国BASARA/エロパロ保管庫

光蝶3

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bsr_e

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「…そう、ですか織田に…ですか」
あんな大うつけの元へ彼女は嫁ぐという。
それが余計に腹立たしかった。
未だ見たこともない織田に怒りと殺意を覚えた。
だがそれ以上に、目の前にいる少女に怒りを覚えていた。
その怒りを必死に押し殺し、勤めて平常に接した。
それも、彼女が嬉しそうに話す度に崩れていく。
「あの方の為ならなんでもするわ。どうしたら喜んで頂けるのかしら」
彼女のその言葉で、無理して作り上げた平常心は脆くも崩れ去った。

「…男が喜ぶこと、なら私も教えることができますよ」

にこり、と警戒を与えないよう笑顔で言うと
「どんなこと?私にもできるかしら、教えてくれないかしら?」
彼女は微笑みながら応えた。
「もちろん、貴女にもできますよ。只、少し練習が必要なのですが」
「大丈夫よ、お願い教えて?」
「…途中で投げ出したりしませんか?」
「ええ」
彼女の言葉に、気付かれぬ様にニヤリと光秀は笑った。
そして彼女に近付き、頬に手を添えていつもの様に微笑んだ。自分の醜い心の内を悟られぬ様に。

「…では、始めましょうか?」

そう言いゆっくりと彼女の唇に自分のそれを重ねた。


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