おもむろに氏政に近づき、持っていた団子の串を奪い、強引に唇を奪う。
口の中の団子も小太郎に奪われた。
いきなりの事に面食らった氏政が、小太郎の胸を叩く。
口の中の団子も小太郎に奪われた。
いきなりの事に面食らった氏政が、小太郎の胸を叩く。
「っぷ!こ、こら!食うなら皿から取らぬか…!」
氏政の抗議には耳も貸さずに、無言で彼女を抱きしめる。
「…風魔。お前、ここに来てからちょっと様子がおかしいぞ。一体どうしたのじゃ?」
氏政は困ったような顔で小太郎に語りかけたが、小太郎は相変わらず無言だ。
だが、いつにも増して必死な感じだ。
だが、いつにも増して必死な感じだ。
やっぱりやきもち…なのかのう。
氏政が佐助に言われた事をぼんやり思い出していると、小太郎が氏政の身体を、もぞもぞと弄りだした。
「あ!だ、駄目じゃというとろうに…!せめてあと二、三日くらいは待てぬのか?」
「……」
「や、約束したであろうに…」
「……」
「も、もう…!………うう、一回だけじゃぞ。」
「……」
「や、約束したであろうに…」
「……」
「も、もう…!………うう、一回だけじゃぞ。」
小太郎の無言の訴えに、氏政は遂に屈してしまった。
氏政の承諾を合図に、小太郎が氏政の着物に手をかける。
氏政の承諾を合図に、小太郎が氏政の着物に手をかける。
「って、ちょっと…や…嫌じゃ…!」
氏政の抵抗もむなしく、あっという間に素っ裸にされてしまった。
「嫌…やだ…ここでは嫌じゃ…」
良いとは言ったものの、誰が来るかもわからない場所で致すのは、幾らなんでも御免だ。
氏政は必死で訴えたが、小太郎は聞く耳を持たない。
氏政は必死で訴えたが、小太郎は聞く耳を持たない。
別に、誰に見られても構わない。
何を恥らう必要がある。
氏政は自分の物だ。
不都合など何もない。
何を恥らう必要がある。
氏政は自分の物だ。
不都合など何もない。
小太郎は、湧き上がる独占欲と嫉妬に心を乱されながらも、何処か冷めた気持ちで、ここに来てからの事を思い出していた。
確かに自分はつまらない男だ。一緒にいても退屈なだけだろう。
自分はあの忍の様に振舞えなければ、会話で氏政を楽しませる事も出来ない。
あの忍は自分に無い氏政を惹きつけるものを持っている。
自分はあの忍の様に振舞えなければ、会話で氏政を楽しませる事も出来ない。
あの忍は自分に無い氏政を惹きつけるものを持っている。
そう思うと、酷く悔しくて悲しくて、いたたまれなかった。
——今日という今日は思い知らさなければ。
怒り心頭ながらも、ちゃっかり「どさくさに紛れていつもなら拒否されてできない事をしてしまおう」などと考えていた。
——今日という今日は思い知らさなければ。
怒り心頭ながらも、ちゃっかり「どさくさに紛れていつもなら拒否されてできない事をしてしまおう」などと考えていた。




