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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

佐助×かすが(かすがの武器ネタ 使用)14

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はにかんで笑い、かすがは手を離す。そして佐助の頬を両手ではさみ、かすめるように
口づけをした。唇が触れあっていたのはほんの一瞬で、柔らかさを感じるひまもなかったほど。
ぱっと身体を離したかすがが、一歩下がって背を向けた。髪の毛のせいで見え隠れする耳たぶが
ほのかに赤くなっている。
「だが、今の私たちは敵同士だ。忘れるな」
「ああ、わかってるって」
「いつまでも夢心地でいるわけにはいかないんだ」
「うん」
「……でも、さっきのは夢じゃない。現だ」
「うん」
一呼吸おき、かすがは僅かに頭をうごかして後ろを盗み見ようとして、背後の幹に
背を預けている佐助と見事に目があった。どこか満ち足りた様子で笑っている男の顔を
見ているのも恥ずかしく、すぐに視線を逸らして枝の先へ駆けていった。そして髪の毛を
揺らしながら、斜め向かいの樹の枝へ跳躍する。
相変わらず暁霧ではっきりとは見えないが、かすがの髪の毛はよく目立つ。性格以前に
外見からして忍びに向いていないのでは、と佐助は思ったが、それは口に出さないでおいた。
「とにかく、……お前が無事に生きていてよかった」
かすがが言った。幹に手をついて立ち、遠くを見ている姿は美しい。彼女のことを、
うつくしきつるぎと軍神が呼ぶのは、優秀な忍びだからというだけではないだろう。
かすがも無事でよかったよ、と佐助は返事をしながら、女を見つめた。
「お前にはずいぶん助けられちまったな。どう? かすが。このまま一緒に帰らな――」
言いきる前に、佐助に向かって苦無が飛んできて言葉を途切れさせた。ひょいと首をひねれば、
苦無はそのまま顔のすぐ横の幹に突き刺さる。それを見てから投げつけた本人に
視線をやると、かすがはほとんど無表情だが睨みつけるような目で佐助を見ていた。
諦めたように佐助は笑う。
「それじゃ……またな」
ゆっくり空を仰いだかすがはそれだけ言い残し、足もとを蹴る。簡単に身体は浮き上がり、
直後には空に消えた。
「ああ。またな」
かすがが見えなくなった辺りを見つめ、佐助は呟いた。
またな、と先に言ったのは彼女だ。また。次があるということ。
佐助は嬉しそうに頭を掻き、幹に突き刺さっている苦無を引き抜いた。よく磨かれている苦無は
彼女の性格をあらわしているようで、男の口から自然と笑みがこぼれた。

おわり
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