前田軍に捕まると、数日経ってから無傷で帰ってくるという噂があった。
そして帰って来た者に前田軍の情報を吐かせようとするのだが、
帰って来た者は何も吐かないらしい。
一様に廃人の如く惚けた顔をして、
「良かった…」
だの、
「何も言えねぇ…」
だのと、涎を垂らしながら言うとか何とか。
中には自軍を抜け出して、もう一度前田軍に自ら捕まりに行く兵もいると聞いた。
そんな噂が全国を駆け巡っているものの、詳しい事は未だ闇の中だ。
そもそも、生きて帰ってきたというのに情報を何も吐かない、しかも自ら捕まりに行くなど、
この戦国乱世を生きる兵として矜持が無いのだろうか、と俺は思っていた。
しかしそんな俺が前田軍に捕まるなどと、誰が予想出来ただろうか。
そして帰って来た者に前田軍の情報を吐かせようとするのだが、
帰って来た者は何も吐かないらしい。
一様に廃人の如く惚けた顔をして、
「良かった…」
だの、
「何も言えねぇ…」
だのと、涎を垂らしながら言うとか何とか。
中には自軍を抜け出して、もう一度前田軍に自ら捕まりに行く兵もいると聞いた。
そんな噂が全国を駆け巡っているものの、詳しい事は未だ闇の中だ。
そもそも、生きて帰ってきたというのに情報を何も吐かない、しかも自ら捕まりに行くなど、
この戦国乱世を生きる兵として矜持が無いのだろうか、と俺は思っていた。
しかしそんな俺が前田軍に捕まるなどと、誰が予想出来ただろうか。
「畜生…」
両手足が縄で縛られている。息がしにくいのは、ここが地下牢であるというだけだ。
前田利家の妻に裸を見られて興奮しているからという訳では、決して無い。
「思っていたより逞しい体をお持ちで。
きっと貴方様の軍の大将殿も、貴方様に期待されていた事でしょうに」
前田利家の妻――まつと言うらしい――は、手早く俺の着物を全部脱がせたかと思うと、
今度はじろじろと眺め始めた。いっその事、今すぐ殺してほしい。
敵軍の女子にこんな辱めを受けて、もう生きていられない。
「ですが、貴方様はこうしてまつめに捕らえられてしまいました。
これからどうなるか…お分かりになられますか?」
ずいっと顔を近付けられた。くそ、女子ってのはどうしてこんなに良い匂いがするんだ。
「知るか!だが前田軍に捕まると、廃人になって帰ってくるという噂だ!
どうせ薬漬けにして我が軍の情報を……っっ!?」
「まあ、そのような噂が?」
澄ました顔で言うまつの手には、俺の一物が握られていた。
動揺する俺を余所に、まつはぐっと握って上下に扱く。
「やめろ…っ!」
男と言うものは、悲しい生き物である。
体を捩って抵抗するも、白く細い指に優しく扱かれて、むくむくと硬度を増していってしまう。
亀頭が遂に天を仰いでしまった時には、舌を噛み切ってしまいたかった。
「ふふ…戦続きで随分と溜まっていらっしゃった御様子。お可哀相に」
まつはそう言うと、小さな音を立てて一物に唇を寄せた。
柔らかな刺激に、思わず透明な汁が先端から噴き出す。
まつの攻撃、いや口撃は続いた。舌を使ってぺろぺろ無邪気に舐めたり、
頬を凹ませてわざと音を立てて吸い込む。かと思えば舌を尖らせて鈴口を突く。
これらにさっきの指業が合わされば、もう戦国最強だ。
「ぁうっ…」
もう出る、と言う瞬間、すっとまつが離れていった。
まつはくすくすと笑って頭の手拭いを取り、腰の防具を取った。
次に慣れた手付きで萌黄色の着物を脱いでいく。
次第に露となっていく白い肌に、俺は一物を震わせて釘付けになっていた。
「このまま手でお出しになるか、この中でお出しになるか、お決めなさい」
まつは自分の秘所を指で左右に開き、俺の目の前で見せた。甘酸っぱい匂い、戦慄く肉襞。
俺が「中で出したい」と涎を垂らしながら言うのは、三つ数えるより早かった。
「正直なお方」
まつが笑った。その笑い方は俺を嘲笑うような笑い方だったが、
その時の俺にはもうそれすら喜ばしい事だった。
形の良い胸を揺らして、まつは俺に跨る。
早く早くと無意識に口に出すと、まつは一物をぎゅっと握り、耳元で囁いた。
「続きをしてほしければ、わっふるわっふるとお言いなさい」
両手足が縄で縛られている。息がしにくいのは、ここが地下牢であるというだけだ。
前田利家の妻に裸を見られて興奮しているからという訳では、決して無い。
「思っていたより逞しい体をお持ちで。
きっと貴方様の軍の大将殿も、貴方様に期待されていた事でしょうに」
前田利家の妻――まつと言うらしい――は、手早く俺の着物を全部脱がせたかと思うと、
今度はじろじろと眺め始めた。いっその事、今すぐ殺してほしい。
敵軍の女子にこんな辱めを受けて、もう生きていられない。
「ですが、貴方様はこうしてまつめに捕らえられてしまいました。
これからどうなるか…お分かりになられますか?」
ずいっと顔を近付けられた。くそ、女子ってのはどうしてこんなに良い匂いがするんだ。
「知るか!だが前田軍に捕まると、廃人になって帰ってくるという噂だ!
どうせ薬漬けにして我が軍の情報を……っっ!?」
「まあ、そのような噂が?」
澄ました顔で言うまつの手には、俺の一物が握られていた。
動揺する俺を余所に、まつはぐっと握って上下に扱く。
「やめろ…っ!」
男と言うものは、悲しい生き物である。
体を捩って抵抗するも、白く細い指に優しく扱かれて、むくむくと硬度を増していってしまう。
亀頭が遂に天を仰いでしまった時には、舌を噛み切ってしまいたかった。
「ふふ…戦続きで随分と溜まっていらっしゃった御様子。お可哀相に」
まつはそう言うと、小さな音を立てて一物に唇を寄せた。
柔らかな刺激に、思わず透明な汁が先端から噴き出す。
まつの攻撃、いや口撃は続いた。舌を使ってぺろぺろ無邪気に舐めたり、
頬を凹ませてわざと音を立てて吸い込む。かと思えば舌を尖らせて鈴口を突く。
これらにさっきの指業が合わされば、もう戦国最強だ。
「ぁうっ…」
もう出る、と言う瞬間、すっとまつが離れていった。
まつはくすくすと笑って頭の手拭いを取り、腰の防具を取った。
次に慣れた手付きで萌黄色の着物を脱いでいく。
次第に露となっていく白い肌に、俺は一物を震わせて釘付けになっていた。
「このまま手でお出しになるか、この中でお出しになるか、お決めなさい」
まつは自分の秘所を指で左右に開き、俺の目の前で見せた。甘酸っぱい匂い、戦慄く肉襞。
俺が「中で出したい」と涎を垂らしながら言うのは、三つ数えるより早かった。
「正直なお方」
まつが笑った。その笑い方は俺を嘲笑うような笑い方だったが、
その時の俺にはもうそれすら喜ばしい事だった。
形の良い胸を揺らして、まつは俺に跨る。
早く早くと無意識に口に出すと、まつは一物をぎゅっと握り、耳元で囁いた。
「続きをしてほしければ、わっふるわっふるとお言いなさい」