戦国BASARA/エロパロ保管庫

長政×市4

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匿名ユーザー

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「私は貴様が嫌いだ」
長政は市の体に腕を回して言った。
「……?」
腕の中で市の肩がぴくりと動く。
「私は正義のみを貫く。だから、貴様のことが許せぬ」
市の長い髪が鼻先を芳香でくすぐった。甘い、匂い。
長政はふるえた。
「……貴様の中の悪が許せぬ」
彼の胸に顔をうずめていた市が、ゆっくりと顔を上げる。涙に濡れた瞳も頬も唇もおぞましいほど淫靡で、扇情的だった。
――この女は悪だ、悪なのだ。
長政は喘いだ。
市の振る舞いのひとつひとつが憎く、たまらなく愛おしい。
市の暗い瞳に覗き込まれると眩暈がする――その深淵の美しい恐ろしさに。
「私が、お前を正す……だから……泣くな、市」
正義への使命感と劣情とをないまぜにした、得体の知れない感情が長政を駆り立てた。

力任せに押し倒し、そのまま体当たりするように市の唇に唇をあてた。
柔らかい感触にたちまち酔い、体温の感じられないその唇を吸う。
上唇を舐め、下唇をくわえ、歯を当て、市の吐息と唾液を混ぜ、すする。
「……ん、ふ……っ」
苦しげに呻いた市の声を絡めとるように舌を差し入れて、激しい劣情のまま口腔を蹂躙した。
舌と舌の交わる生々しい音に奮い立ち、勢いづいてガチガチと歯がぶつかる。
「……っ……、……」
眼前の市は、苦しげに瞳を伏せて睫毛をふるわせていた。
長政はいったん唇を離し、頬にかかった黒髪を払ってやった。そして頬に舌を這わせる。
涙の塩辛さが味蕾を歓喜させた。
「……長政さま……」
市の潤んだ目がこちらを見つめ、長政は視線に誘導されるように市のまぶたに口づけた。
まぶたの優しい触感に眩み、舌で眼球のかたちを確かめ、舐めまわし、睫毛の線をなぞる。
ひとしきり舐めまわすと物足りなさがこみ上げてき、長政は市の目尻を舌先でつついた。
まぶたをこじ開けるように舌を動かすと、眼球に触れたのか市がびくりと戦慄いた。
このまま眼球に噛みついて食らってしまいたくなるような気持ちになり、長政は我ながら、と恐ろしくなってまぶたから頬へと唇を移動させる。
長政×市5

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