「聞き分けの無い…」
小十郎はその膝蹴りを利用して、両足の間に己が体を滑り込ませた。
膝裏に手をあてがい、折りたたむように脚を上げさせると、細い悲鳴が洩れた。
「か…片倉っ……!やめろっ」
返事をせずに、小十郎は目の前に曝された半兵衛の女を見つめる。
両腕を後ろ手に縛られているので、否応なく胸を突き出すような姿勢になった。
小十郎はその膝蹴りを利用して、両足の間に己が体を滑り込ませた。
膝裏に手をあてがい、折りたたむように脚を上げさせると、細い悲鳴が洩れた。
「か…片倉っ……!やめろっ」
返事をせずに、小十郎は目の前に曝された半兵衛の女を見つめる。
両腕を後ろ手に縛られているので、否応なく胸を突き出すような姿勢になった。
髪と同じ色合いの柔毛がひっそりと隠しているのは、肌の白さと同じように淡い色合いの花
弁。誰にも触れさせまいとするかのように、慎ましく閉じている薄紅色の花弁は、高慢な女
にはあまり相応しくないように見えた。
低く呻く半兵衛に構わず、男の目の前に全て曝されたそこを脚を大きく広げさせ、さらに高
く掲げる。体重をかけてしまえば、細身の半兵衛に逃れる手立てはなかった。
脚を肩に担ぎ上げると、片手で、ひらり、と、花弁を開く。
弁。誰にも触れさせまいとするかのように、慎ましく閉じている薄紅色の花弁は、高慢な女
にはあまり相応しくないように見えた。
低く呻く半兵衛に構わず、男の目の前に全て曝されたそこを脚を大きく広げさせ、さらに高
く掲げる。体重をかけてしまえば、細身の半兵衛に逃れる手立てはなかった。
脚を肩に担ぎ上げると、片手で、ひらり、と、花弁を開く。
「さ…触るなっ…!」
抵抗も拒絶も無視して、小十郎は広げた花弁に指を添わせた。
自分の行いを卑劣と負い目に感じないように、せめて惚れた女を抱くように。
抵抗も拒絶も無視して、小十郎は広げた花弁に指を添わせた。
自分の行いを卑劣と負い目に感じないように、せめて惚れた女を抱くように。
舌先で花弁を開き、唾液で濡らす。
幾度か繰り返すと、しっとりと蜜が滲み出す。
「…んんっ………」
唇を噛んで洩れる声を抑え、首筋を反らせた。
会陰から花芯へと舌を這わせ、舐め上げると、脚が震えだした。
幾度か繰り返すと、しっとりと蜜が滲み出す。
「…んんっ………」
唇を噛んで洩れる声を抑え、首筋を反らせた。
会陰から花芯へと舌を這わせ、舐め上げると、脚が震えだした。
より赤く染まった花弁が、中に隠しているものを見せるように、ゆるやかに開き始める。
痛みよりも残酷で確実な責めを、小十郎は加えていく。
震える胸にも指を伸ばし、尖った小さなものを摘み上げた。
痛みよりも残酷で確実な責めを、小十郎は加えていく。
震える胸にも指を伸ばし、尖った小さなものを摘み上げた。
ぬめるような液が花弁を濡らし、花芯も堅くなってきている。
指を使い始めると、やわらかく綻びはじめた。
指を使い始めると、やわらかく綻びはじめた。
「…竹中。強情を張ると、その身を引き裂くぞ」
耳元で囁くと、小十郎は花芯を摘み上げていた指を少しずらし、熱く蕩けた秘口へと沈めた。
半兵衛の細い体が、反り返る。
耳元で囁くと、小十郎は花芯を摘み上げていた指を少しずらし、熱く蕩けた秘口へと沈めた。
半兵衛の細い体が、反り返る。
きついながらも、根元まで指を受け入れる。中を探るように指を蠢かすと、腰が浮き上がっ
た。指を増やすと、絡みつくように内が締まる。溢れるように、蜜が滴った。
だが、まだ狭く堅い。
秘口に指を入れたまま、花芯をまさぐり刺激を繰り返す。
た。指を増やすと、絡みつくように内が締まる。溢れるように、蜜が滴った。
だが、まだ狭く堅い。
秘口に指を入れたまま、花芯をまさぐり刺激を繰り返す。
「………いやだ…片倉っ……」
自分の体の変化に怯えながら、半兵衛は小十郎の手から逃れようとした。
それでも、口を割ろうとしない体に、もう少しきつくしてやろうかと指を動かす。
内をかき混ぜるように、指を動かす。柔らかい濡れた音が、そこから響き始めた。
自分の体の変化に怯えながら、半兵衛は小十郎の手から逃れようとした。
それでも、口を割ろうとしない体に、もう少しきつくしてやろうかと指を動かす。
内をかき混ぜるように、指を動かす。柔らかい濡れた音が、そこから響き始めた。
「ああっ……!やめろ……。いやっ………!」
いつもとはまったく違う頼りない細い声に、思わず小十郎は半兵衛の顔を見てしまった。
苦痛と綯い交ぜになった悦びを浮かべた、その顔を。
きつい双眸が、うっすらと潤んでいた。
いつもとはまったく違う頼りない細い声に、思わず小十郎は半兵衛の顔を見てしまった。
苦痛と綯い交ぜになった悦びを浮かべた、その顔を。
きつい双眸が、うっすらと潤んでいた。
半兵衛の気の強さと、男を男とも思わぬ倣岸さ。
それが、男を知らないが故だったら。
これほど感じやすい体で、まさか未通女ではないだろうな、と疑い、思わず手を緩めた時に。
慌しい足音が小屋に近付き、大音響で叫んだ。
それが、男を知らないが故だったら。
これほど感じやすい体で、まさか未通女ではないだろうな、と疑い、思わず手を緩めた時に。
慌しい足音が小屋に近付き、大音響で叫んだ。
「片倉さま!殿から、伝令でございます!!」
小十郎が半兵衛の体を突き放し、それでもその白い裸身に自分の陣羽織をかけ、小屋の外へ
と飛び出した。
と飛び出した。




