戦国BASARA/エロパロ保管庫

あの人

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bsr_e

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男同士のつきあいのように、野を走り、剣を合わせ、相撲もとった。
慶次の髪が長くなり、体つきが円やかになった頃、叔母のまつにそのような行動はやめなさ
い、と言われた。
なぜ、と思ったが、慶次は深く考えずに、秀吉やその友人半兵衛と行動をともにしていた。
秀吉の側に居る、楚々とした女性を見ないふりをしながら。

「まつどのが言っていたが、慶次君。そろそろ、花嫁修業にも身を入れたほうがいいと思う
よ?」
いつものように秀吉と相撲を取ったあと、半兵衛に囁かれた。
「秀吉には、決まった人がいる」
「……だから、何なのさ」
「君が秀吉を好きなのは、わかってる。けど……秀吉には…」
「ほっとけよ。半兵衛!」
「慶次君!君にも、そういう人が、現われるよ。君だけを見てくれる人が」
みなまで聞かずに、慶次は走り出した。
「そんな人、いらないもの!」
半兵衛はため息をつきながら、その背を見送った。


秀吉が、好き。
秀吉のことが、好き。

胸が膨らみ、腰が丸くなってから、慶次は自分が女だと強く感じ始めた。

湯殿や寝所で、ふと自分の胸に触れるとき。
熱く湿った女の証しに、恐る恐る触れるとき。
背筋と下腹部にいいようのない疼きを感じるとき。

半兵衛とまつに、もう秀吉と男のようなつきあいはやめなさい、といわれた。
女らしく料理でも習い、嫁に行く準備をしなさい。
秀吉にはもう、言い交わした相手がいるのだから。

寝所の褥で丸くなりながら、慶次は唇を噛む。

自分の指を、誰かの指へと想像し思い描く。
淡い色合いの、つんとした乳首を抓んでみる。
胸から、じんわりと、全身に何かが伝わる。
指で、押し潰すと、痛さと甘い何かを感じる。
いいだけ胸を弄り、指はそろそろと下へと降りる。

柔らかな茂みに、遠慮がちに指で触れる。
どこを触れば気持ちよくなるか、もうわかっていた。
小振りな肉の花弁をそっと開き、湿った襞へと触れてみる。
硬くなった肉芽には触れず、襞を擦り、そっと指を中へと挿れてみる。
いつもは、怖くて深く入れられない指を、今日は奥へと進めてみた。
自分のものとも思えない、熱いぬめりが指に伝わった。
触れたことが無い肉芽を、指で擦ってみる。

「………あ………」
肉襞の内側と、尖った肉芽を同時に弄り慶次は体を引き攣らせ、気をやった。
思いがけなく、甘く激しいものが慶次の下腹部を貫いた。

熱いぬめりでふやけたようになった指を抜き、慶次は濡れた内腿を抱えるように丸くなった。

「秀吉……。好きだよ。秀吉……あの人に触れるように、俺にも触れてくれよ。秀吉」



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