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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

BBB10

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bsr_e

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俺たちはただ良い獲物がいると聞いただけ。
領主の娘が時折この森を通ると聞いただけ。
この地の領主は娘を溺愛していると聞いたから、娘のためなら幾らでも金を出すだろうと踏んだ。
若い娘なら攫ってから存分に楽しめるとも考えた──。

上擦ったうえに途切れながらのため聞き取り辛かったが、つまりはそういう腹積りだったらしい。
男たちは流れ者の賊で、この襲撃も金銭目当ての略奪が目的でそれ以上の深い意味は無かったようだ。
どこから政宗の情報を得たのかは気になったが、酒場で誰とも知らぬ相手から聞いたというだけでは何もわからなかった。第一、この森が政宗の好む乗馬コースであることも視察の帰りに時折通ることも、視察の日取りも、知ろうと思えば容易に知れる情報だ。情報源を探っても無駄だろう。
これ以上詰問しても有益な情報は得られないと見て、小十郎は御者に目配せをした。
それを受けて御者が男の手を縫い止めていた刀を抜く。
手を解放されてわずかに安堵を浮かべた男の首はその表情のまま胴を離れ、地に落ちた。遅れてぐらりと揺れた体が空を仰ぐかの如く背中から倒れていく。小十郎の手の中で鍔がぱちりと鳴る。
一瞬の早業だった。きっと男は痛みに気付く暇もなかったに違いない。
痛みも感じず、束の間でも安堵に浸りながら一切の苦痛より解放されたことを思えば、それは男にとって幸いと言えたかもしれない。だがそれは慈悲でも何でもなかった。
政宗の身に危害を加えようとし、あまつさえ下衆な欲望の対象にしようとした。その愚挙は万死に値する。
ゆえにこれは浅はかな愚行への当然の仕置きだった。
「政宗様を狙おうとしたテメェらの愚かさ、あの世でしっかり悔やんどけ」
物言えぬ骸となった男は小十郎に何も答えない。無常の静寂だけがそこにあった。

足元に転がる男からすでに一切の関心を失った小十郎は、道の先へと目を向ける。
賊は片付けた。後は進路を妨害している荷車とやらをどうにかしなくては──と考えていた小十郎を良い意味で裏切るように、道は馬車一台なら通れる程度に空いていた。
小十郎たちが男を詰問しているあいだに手綱を預かっていた御者が件の荷車を端へと退かしたらしい。
手早い仕事を軽く褒めると、御者は照れたように頭を掻いた。

「戻ったら人を出して骸を片付けさせろ。残党がいると不味いから、数は十分に出せ」
「わかりやした」
「よし、じゃあ馬車を出してくれ。──政宗様がお待ちだ」
「へい!」
威勢のいい御者の返事を聞きながら、小十郎は御者が開ける前に自分の手で扉を開ける。
小十郎の顔に先刻までの狂猛さは微塵もない。
そこにいるのは主の元へ戻ろうとする、冷静で従順な執事の顔をした、いつもの小十郎だった。


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