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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

慈雨

最終更新:

nozomi

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☆政宗×にょた小十郎です。
☆短いです。
☆エロくありません。
☆成実が出てきますが、喋り方とかは捏造です。

こんな感じですが、よろしければどうぞ!



竜の右目・片倉小十郎が最近足しげく通っている場所がある。
そんな噂をを奥州筆頭・伊達政宗が従兄弟の伊達成実から耳にしたのは今朝の事だった。

「二柱神社?」
「ああ、何でも縁結びの御利益で有名なんだってさ。」

姐さんもお年頃だしね。そろそろいい人見つけて落ち着きたいんじゃねぇの?
そんな成実の言葉に、政宗は「そんなはずは無い」という言葉を何とか飲み込んだ。
もし小十郎が男なら、妻を娶り暖かな家庭を持つ事に政宗も賛成し、
相手を連れて来たとあれば我が事のように喜び、祝福もしただろう。
…しかし片倉小十郎は政宗にとって母であり、姉であり、親友でもある…
そんな「女」だった。


(縁結び…って事は、誰かに惚れてるって事か?)

午前の政務が終わり、自室の縁側から秋雨に打たれる庭を
ぼんやりと眺めながら、政宗は思いを巡らせた。

(…あの小十郎が?)

あの小十郎がどこかの男に懸想している。
政宗には、どうもそこがしっくりと来なかった。
そもそも小十郎が、政宗以外の男にうつつを抜かす訳が無いのだ。
いつだって何よりも政宗の事だけを考え、自らの生のすべてを政宗に捧げて生きる事を選び、
そのことに誇りすら抱いているような…ともかく政宗の知る小十郎とはそんな女なのだ。
それに小十郎はもう決して若くはない。嫁入りするにも婿を取るにも手遅れだし、
今更誰かの妻の座に収まりたいなどと甘ったるい事を考えるだろうか。

それとも、そんな現実が分かっているからこそ、
切ない想いを神頼みに託しているのだろうか。

(…面白くねぇな。)

政宗は人知れず唇を尖らせた。
小十郎が自分以外の男に心を奪われているなど、考えるだけで不愉快この上無かった。
自分がどれほど勝手をしようと、他の女にうつつを抜かそうと
小十郎は政宗だけを見て居なければならないと決まっているのだ。

…小十郎だけは。

「梵ー!姐さん帰って来てる?」

書物を抱えた成実がバタバタとやって来た。

「AH?ここには居ねぇよ。…そういや何処行ってんだ?あいつ。」
「朝早くからお遣いに行ってるよ。命令したの梵でしょうが。」
「あー…そうだったかな」
「昼には帰る筈なのに、遅過ぎない?寄り道するような人じゃねーしさ。」
「………」

不意に見知らぬ男と逢引をする小十郎の姿が脳裏に浮かび、
政宗は頭を振ってその像を追い出した。

「この雨だし、どっかで足止め食らってんだろ。…放っとけよ。」

そう成実に言い放つと、政宗は縁側にごろんと横になった。
成実の足音が遠ざかり、やがて消えると、また元の静寂が訪れた。
しとしとと降り頻る雨を眺めながら、政宗の胸の内は
ただ一人の女の事で占められていた。


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