それから半時。
二人はいまだ繋がったままだった。
「あっ……ぁあっ……んんっ……」
ノロノロとした男の腰の動きに、かすがは疲労混じりの喘ぎ声を力なく漏らしていた。
挿入時から律動の速度は終始ゆっくりとしていて、長い男根全体を使って腰を大きく振る光秀の表情には
疲れの色はない。
長時間に渡るまぐわいに、かすがの肉襞は赤く腫れて捲れ上がり、二人の結合部には撹拌されて白く濁った
愛液が絡みついていたが、光秀は一度も射精をしていなかった。
光秀の性交は、その性格と同じで狂気じみており、女の精神までも貪りつくすかのようだった。
体位も変えず、延々と一定の間隔で抜き差しを繰り返しながら、ときおり「ああっ…イい」と恍惚とした声をあげ、
最奥を突いて腰を震わせる。
そんなことが、もう半時も続いていた。
初めは内臓が突き上げられる感触に苦しさを感じていたかすがも、しばらくすると慣れ、逆にそれが快感のような
錯覚さえしていたが、そこからが長すぎた。
そもそも、これは拷問であるのだから、かすがとしては人形のように心を殺し、何も感じず、男が果てるのを待つ
つもりだった。
だというのに、ゆるゆるとした単調な律動も長時間続けば下半身が蕩けていく。
それは、くのいちといえど制御できない、女の生理的反応だった。
だから涙ながらに、望まぬ絶頂を感じてしまう恥辱を覚悟すれば、それはなかなかやってこない。
光秀が腰を痙攣させるたびに軽く達するも、期待する絶頂とは程遠いのだ。
まるで焦らすかのようにゆっくりと犯されて、かすがは気が狂いそうになっていた。
二人はいまだ繋がったままだった。
「あっ……ぁあっ……んんっ……」
ノロノロとした男の腰の動きに、かすがは疲労混じりの喘ぎ声を力なく漏らしていた。
挿入時から律動の速度は終始ゆっくりとしていて、長い男根全体を使って腰を大きく振る光秀の表情には
疲れの色はない。
長時間に渡るまぐわいに、かすがの肉襞は赤く腫れて捲れ上がり、二人の結合部には撹拌されて白く濁った
愛液が絡みついていたが、光秀は一度も射精をしていなかった。
光秀の性交は、その性格と同じで狂気じみており、女の精神までも貪りつくすかのようだった。
体位も変えず、延々と一定の間隔で抜き差しを繰り返しながら、ときおり「ああっ…イい」と恍惚とした声をあげ、
最奥を突いて腰を震わせる。
そんなことが、もう半時も続いていた。
初めは内臓が突き上げられる感触に苦しさを感じていたかすがも、しばらくすると慣れ、逆にそれが快感のような
錯覚さえしていたが、そこからが長すぎた。
そもそも、これは拷問であるのだから、かすがとしては人形のように心を殺し、何も感じず、男が果てるのを待つ
つもりだった。
だというのに、ゆるゆるとした単調な律動も長時間続けば下半身が蕩けていく。
それは、くのいちといえど制御できない、女の生理的反応だった。
だから涙ながらに、望まぬ絶頂を感じてしまう恥辱を覚悟すれば、それはなかなかやってこない。
光秀が腰を痙攣させるたびに軽く達するも、期待する絶頂とは程遠いのだ。
まるで焦らすかのようにゆっくりと犯されて、かすがは気が狂いそうになっていた。
「ぁあ……いい」
もう何度目かの中途半端な刺激だろう。
視線を宙にさまよわせていたかすがは、我慢の限界とばかりに、キッと光秀を睨みつけた。
「い、いい加減にしてよ! この変態! 早く、お、終わらせて!」
なけなしの自尊心さえかなぐり捨てる心積もりで、かすがは怒鳴った。
今までは我慢していたが、意識して自ら膣肉を締める。
「おおっと。美しき剣がおねだりですか」
「違う! 早く解放されたいだけだ!」
「そんなことを言って。ここは、貪欲に欲しがっていますが…」
光秀の指が二人の繋ぎ目で嬲られていた肉芽をはじくと、膣壁がびくびくと痙攣した。
「はぁあん!」
浅く達したかすがの淫肉が伸縮して男根を奥へと誘ってくる。
「ふふふ、はしたないことですね」
深部を抉った状態で光秀が腰をゆっくりとまわせば、卑猥な水音が鳴り響いた。
「あっ、ぁああんっ!」
「そうですね、そんなにイきたければ……軍神にしているように、おねだりしてください」
「ぁ……そんな、私と謙信様は……」
勝手に昇りつめようとするかすがの姿を見て、光秀は腰の動きをぴたりと止める。
「やめないでっ!」
拘束された不自由な状態で、かすがは無理やり腰を振り始めた。
ここへきての光秀の変則的な動きと、これまで散々焦らされた反動で、かすがの満たされたいという欲求は
これ以上ないほどに膨れ上がっていた。
一度自覚した乾きは焦燥感を煽り、くのいちから冷静さを奪う。
もう何度目かの中途半端な刺激だろう。
視線を宙にさまよわせていたかすがは、我慢の限界とばかりに、キッと光秀を睨みつけた。
「い、いい加減にしてよ! この変態! 早く、お、終わらせて!」
なけなしの自尊心さえかなぐり捨てる心積もりで、かすがは怒鳴った。
今までは我慢していたが、意識して自ら膣肉を締める。
「おおっと。美しき剣がおねだりですか」
「違う! 早く解放されたいだけだ!」
「そんなことを言って。ここは、貪欲に欲しがっていますが…」
光秀の指が二人の繋ぎ目で嬲られていた肉芽をはじくと、膣壁がびくびくと痙攣した。
「はぁあん!」
浅く達したかすがの淫肉が伸縮して男根を奥へと誘ってくる。
「ふふふ、はしたないことですね」
深部を抉った状態で光秀が腰をゆっくりとまわせば、卑猥な水音が鳴り響いた。
「あっ、ぁああんっ!」
「そうですね、そんなにイきたければ……軍神にしているように、おねだりしてください」
「ぁ……そんな、私と謙信様は……」
勝手に昇りつめようとするかすがの姿を見て、光秀は腰の動きをぴたりと止める。
「やめないでっ!」
拘束された不自由な状態で、かすがは無理やり腰を振り始めた。
ここへきての光秀の変則的な動きと、これまで散々焦らされた反動で、かすがの満たされたいという欲求は
これ以上ないほどに膨れ上がっていた。
一度自覚した乾きは焦燥感を煽り、くのいちから冷静さを奪う。




