真田幸村の願望と聞いて思い浮かんだ小ネタ
「それがし、はっ初めては若くて美人のおなごと決めておる。
乳母殿は亡き母に代わり、それがしを育ててくれた大事な方。
とてもそのような対象には……」
「だから旦那は、元服もとっくの昔に済んでいるのに、
ずっと筆おろしだけ済まないんでしょうが。いい加減ちゃっちゃと
済ませちゃいなよ。理想の子とまぐわうのは、その後でも十分できるでしょ?」
初めての理想を語る幸村に、佐助は呆れながら呟いた。
気持ちは判らないでもないけれど、武士の務めの一つくらいに
考えて済ませられないのだろうか。
「初めてでが良いのでごさる」
「じゃあ聞くけど、具体的に誰がいいのさ」
「……かすが殿が理想でござる。肌も抜ける様に白く艶やかで
乳房もお椀型で弾力がありそうで、まさにそれがしの理想!」
「旦那、乳母さんに筆おろししてもらって後で理想の子と
楽しむのと、理想の筆おろしでみじん斬りにされるのと、
どっちがいい? そりゃあ、かすがの乳はお椀型で、ツンと上向いて
形もいいし、乳首も淡い桜色で、そりゃ綺麗だけどね」
かつて生まれ育った里近くの滝で、偶然かすがの水浴びに出くわした
佐助は、その時のかすがの姿をしっかり目に焼き付けていた。
「なんと! ほ、本当か佐助。かすが殿は今どこに?こうなったら
某の誠意を見せてお願いするでござる!」
そう叫んで越後まで駆け出しそうな幸村を、引き寄せの術で何度も連れ戻す
佐助だった。
乳母殿は亡き母に代わり、それがしを育ててくれた大事な方。
とてもそのような対象には……」
「だから旦那は、元服もとっくの昔に済んでいるのに、
ずっと筆おろしだけ済まないんでしょうが。いい加減ちゃっちゃと
済ませちゃいなよ。理想の子とまぐわうのは、その後でも十分できるでしょ?」
初めての理想を語る幸村に、佐助は呆れながら呟いた。
気持ちは判らないでもないけれど、武士の務めの一つくらいに
考えて済ませられないのだろうか。
「初めてでが良いのでごさる」
「じゃあ聞くけど、具体的に誰がいいのさ」
「……かすが殿が理想でござる。肌も抜ける様に白く艶やかで
乳房もお椀型で弾力がありそうで、まさにそれがしの理想!」
「旦那、乳母さんに筆おろししてもらって後で理想の子と
楽しむのと、理想の筆おろしでみじん斬りにされるのと、
どっちがいい? そりゃあ、かすがの乳はお椀型で、ツンと上向いて
形もいいし、乳首も淡い桜色で、そりゃ綺麗だけどね」
かつて生まれ育った里近くの滝で、偶然かすがの水浴びに出くわした
佐助は、その時のかすがの姿をしっかり目に焼き付けていた。
「なんと! ほ、本当か佐助。かすが殿は今どこに?こうなったら
某の誠意を見せてお願いするでござる!」
そう叫んで越後まで駆け出しそうな幸村を、引き寄せの術で何度も連れ戻す
佐助だった。
おしまい。