元親×元就（♀）時々ザビー6 - 戦国BASARA/エロパロ保管庫

「……………」

ああ…幸せだ。
俺と毛利が結ばれてから、もう半年余りが過ぎた。
俺達がただならぬ仲になってからというもの四国中国間の小競り合いはすっかり失せて、
他の国も四国中国両方を相手に無謀な戦を仕掛けてくる事も無く、結果争いそのものが減った。
…無論互いに国主である以上、戦以外の政務だって滞りなく行うのが大前提だ。
だからなかなか頻繁には会えねぇが、それでも俺も毛利も執務の合間に極力時間を作っては
足しげく四国中国を行き来して。
昼はおてんと様の元で語らい（たまに意見の相違から言い合いになっちまったりもするが、
まぁそれはそれでご愛嬌だ）、夜はあのエセ教祖からの経典を参考に色んな体位を試して。
そのたびに男と女の身はこんなにまで深く繋がれるもんなのかってくらいの得難い快楽を得て。
そうかと思えば四度に一度くらいの割合で、毛利が急に「今日はその…普通に…」とか
初々しい事を言い出すもんだから、そん時は俺も初心に返って毛利を優しく優しく抱いて。
そのたびに男と女の心はこんなにまで深く繋がれるもんなのかってくらいの得難い快楽を得て。
ああ…幸せだ…毛利は相変わらずドＳエロ可愛いし、俺は今最高に満たされてる。

だが…。

「……………………」

あの肌のぬくもりを一度知っちまうと、毛利が隣に居ない独り寝の夜はなかなか寝付けねぇ。
そんな俺の目に映る、南蛮製の四角いカラクリ…。
モゾモゾと寝床から這い出すと、俺はそっとカラクリに手を伸ばした。
毛利は俺との親交を深める傍らで、昔ほどの頻度じゃねぇがまだザビー城へも通っている。
言っとくが毛利のことは信じてるし、これは絶対ヤキモチなんかじゃねぇ。
ただもしザビー教なんかに関わって、万が一また毛利が酷い目に有ったらと思うと…
俺は心配で堪らねぇんだ。

カラクリを立ち上げて早々に、俺はサンデーのエロ動画頁に飛んだ。
そして全身に戦慄が走った。
閉鎖していた筈の頁にはただ一行…新しい頁への住所が貼ってあって、
更に新しい頁『サンデー＆ザビー教信者のお・部・屋』に飛んだ俺を待ち受けていたのは…
ザビー教信者にこの上なく破廉恥な体位で狂ったように犯されているにも関わらず、
淫らによがりまくる毛利の痴態だった。

「…………っ！！！！！？？？？」

毛利…………なんで…こんな事…。
っつーか、エセ教祖の奴…俺に睨まれてテメェじゃ毛利に手ぇ出せなくなったからって、
よりによって信者に毛利を襲わせやがったのかっ！！！！？？
ちっくしょう…一体誰だ！！この相手の野郎はっ！！！
エセ教祖の神撮影角度＆神修正の所為で、顔も見えねぇし声も聞こえねぇが、
盗人みてぇに俺の大事な毛利に手ぇ出しやがって…必ず見つけ出してぶっ殺してやるっ！！！
大体、そんな種子島みてぇなひょろ長ぇだけのか細ぇブツと小手先だけの中途半端なテクで、
俺の毛利をそう簡単に満足させられると思うなよっ！！！！？？？？

「…………っ？」

頭の血管が何本もまとめてぶち切れそうになるような衝動を何とか堪えながらも、
もう一度まじまじとカラクリの画面を凝視して…そして俺はそのまま心臓が止まりそうになった。

つか……この背景……どっかで見た事………。
…って、おい…こっ…これ、なんか……妙に俺の部屋に似てねぇかっ！？？？
って事はまさかっ、もしかしてこの男……いっ…いや、ちょっと待て……
大体俺の富嶽があんな種子島な訳ねぇだろっ！！！？？？
しかもこんなたどたどしい睦み合いって…や…でもやっぱこれなんか全体的に凄ぇ見覚え有る…。
……って事はこの『ザビー教信者』…って………俺・な・の・か・っ！？？？

元親×元就（♀）時々ザビー7