元親×元就（♀）時々ザビー7 - 戦国BASARA/エロパロ保管庫

『大～正～解～ヨ～？？？　アーニキーィ！！！！』

突然画像が切り替わってエセ教祖の醜悪な顔がカラクリの画面いっぱいに広がり、
俺はもう一度心臓が止まりそうになった。
だがこっちの都合にゃお構いなしに、カラクリの中のエセ教祖はこの上なく凶悪な笑みを
浮かべながら早口でまくし立てる。

なーんだかんだ言ったってぇ～？サンデーはザビーの言うことならなーんでも聞いちゃう、
手の施しようの無いバーカ女でぇ、そしてアニキはそんなバカ女に心底惚れちま～った～
どーしようもないバーカ男な～のデース！
でもね～？　ザビーそんなバカな子達ほど可愛いーのーwwwww
…はっ、コレが憎さ余って愛１００倍っ！？？

とーにかーくー！！ザビーは可愛い可愛いサンデーとアニキを～？
四六時中見守る事にしたのデースー！！！
これからは二人がちゃーんとザビー教教義第六十九節：
『の～ぞく～なら～？　見～せ付けてヤローぜ～！　ホ～トトギス～ぅ（字余り）』
を実践して愛し合っているかどうか～？毎日毎日チェックしまするゾ～！…グッフフのフ～♪♪

「こっ…こんのっ…クソ教祖……っ！！！！！」

おんっ、アニキ怒っちゃイヤヨイヤヨ～♪
アニキには、どピンク男優としての出演りょ…ゲフゲフ…じゃなくって、ザビー教布教頁の
無償奉仕への感謝の証として～？　特別にはいぱーぷれみあむ信者にしちゃうよ～♪♪♪

はいぱーぷれみあむ信者とは～？なーんとこの頁の動画をいくら見てもタ・ダ！！
これザビー教信者全員が憧れる、大変な栄誉ですぞ～？？？？
しかも～？サンデーが本当に満足してたかどうかも逐一チェック出来ちゃって一石二ちょ…

エセ教祖の言葉を終いまで聞くのがこの上なく癪で…。
俺は自分の頭の血管の代わりにカラクリの電源を根元からブチリと引っこ抜いた。
そして部屋中を引っ掻き回して、この部屋のどこかに設置されている筈の盗撮カラクリを探す。
だが…相当小型な物なのか、何故か探しても探しても一向に見つかりやしねぇ。
一瞬－エセ教祖の神通力－という言葉が脳裏をよぎって、俺の背筋に寒気が走ったが…
もし万が一そんな神通力が有るなら、それもっと世の為人の為に使えよな。
それが教祖様ってもんなんじゃねぇのかよ…。。。

「…………………」

一番確実なのはこれ以上俺と毛利が肌を重ねねぇ事だが、そんなの無理に決まってんだろ。
って事は…せめてあの経典を元にした奇抜な体位での情事を止めるしかねぇ。
だからエロ動画頁の事は伏せたまま、俺は泣く泣くその旨を毛利に切り出したのだが…
返ってきた毛利からの反応は、実に冷たい物だった。

「貴様…もっと深く我と繋がりたいとは思わぬのか」

「そっ…そりゃぁそうだけどよぉ」

「ならばおとなしくここに記載されている四十八の策を全て試すのだ。
　なお、これに関して一切の反論は許さぬ」

そりゃぁそうだよな…。
何だかんだ言って、この経典に書いてある体位でヤると凄ぇ燃えるし気持ち良いし。
それに関して俺と毛利の意見が一致してるって事は、すなわち性嗜好の一致って訳で、
本来大っ変喜ばしい事なんだがな…エセ教祖の件さえなけりゃぁ。
…となると、次の策だ…。

「じ、じゃぁその代わり、夜伽の場所は俺に決めさせてくれよ！」

「場所…？」

「そうそう…ほら、同じ事するんでも場所を変えるとまた新鮮だろ？」

「ふむ…よかろう」

…と、かろうじて毛利の了承を得て数ヶ月の間色々試してみたものの。
あくまでもひたすら体位を追求する毛利と、何とかあのエセ教祖に見つからないよう、
ひたすら場所を追及する俺との相乗効果は凄まじく、結果的に「鬼の隠れ家の中で宝船」とか、
毎度毎度とんでもなくマニアックな夜伽になっちまう。

しかも俺の努力の甲斐も虚しく、それが即日新規動画として頁に更新されたあかつきには、
目も当てられねぇよ！！！！
つか、何で体位によっちゃ俺すら見れねぇ毛利のイキ顔を毎回バッチリ盗撮してやがるんだ…。

もう潮時だ。
あの教祖…消すしかねぇ。

元親×元就（♀）時々ザビー8