戦国BASARA/エロパロ保管庫

嫉妬2

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匿名ユーザー

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道外れの石の上、思考に耽る少年が居た。
変装を見抜かれた一瞬、頭の中が真っ白になり、
そして思い出したかのように鞘から短刀を抜き切腹しようとしていた。
そんな己を説得し、城下見学の許可を瞬時に出した敵を思い出す。
気まずそうにしていると、なんと手土産まで持たされた。
足元を見れば、藤色の風呂敷に包まれた箱が見える。


先程から数えて何回目かの溜息をつく。
今の己の状況を見た主はどのような反応を見せるか。
まるで我が子のように可愛がってくれる主の妻はどんな言葉を発するか。
こんなことを繰り返し考え、頭を抱えるのだ。


「信長様に…合わせる顔が無いよ……」
「ならばここで死ね」
誰宛でもない呟きに思わぬ返事に驚き、振り返るのと同時だった。
少年が目に捉える事が困難な無数の細糸に覆われたのは。
嫉妬3

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