荒い息と激しい胸の鼓動がようやく鎮まり、ようやく意識が戻ると家康は顔を拭って忠勝を見上げた。
何度目かの絶頂を迎えて意識が焼き切れる寸前、穏やかな笑みを浮かべていたような気がしたのだ。
手を伸ばして両の頬を包んでじっと見つめたが、無表情のまま。忠勝の訝しげな返事までおまけに付いた。
何度目かの絶頂を迎えて意識が焼き切れる寸前、穏やかな笑みを浮かべていたような気がしたのだ。
手を伸ばして両の頬を包んでじっと見つめたが、無表情のまま。忠勝の訝しげな返事までおまけに付いた。
「・・・何でもない」
そのまま首を伸ばして唇を重ねると、嬉しそうな反応が返ってきてふわりと微笑んだ。
しかし、こんなに乱れるのは久しぶりだった。誘拐されてから今日まで誰とも抱き合うことがなかったし、
名残惜しいのか、首筋を撫でたりしている忠勝もそれは同じなのだろう。
だからあんなに執拗に責めたのかもしれない。
体をぴたりと密着させて首にしがみつき、そっと囁いた。
名残惜しいのか、首筋を撫でたりしている忠勝もそれは同じなのだろう。
だからあんなに執拗に責めたのかもしれない。
体をぴたりと密着させて首にしがみつき、そっと囁いた。
「ん、もう一度するか?」
動揺するように目を見開いた忠勝に家康は微笑んだ。
胸に身を摺り寄せて甘えると、応じるようにこめかみに口付けられた。
何も言葉はなくとも、それで、それだけで十分だった。
胸に身を摺り寄せて甘えると、応じるようにこめかみに口付けられた。
何も言葉はなくとも、それで、それだけで十分だった。
冬の夜は寒く、夜明けは遠い。
誰にも邪魔されず、心ゆくまで睦み合うにはたっぷりと時間があった。
誰にも邪魔されず、心ゆくまで睦み合うにはたっぷりと時間があった。
おしまい
これにて終了です。
ご感想を下さった皆様、ありがとうございました(´∀`) ノシ
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