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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

西海夫婦馬鹿善哉6

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匿名ユーザー

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出会いは、近隣諸国同士のよくある小競り合いだった。
航路を誤り、毛利の領海に入り込んだ長曾我部の一団と、毛利軍の沿岸警備部隊による小さな揉め事。
たまたま海軍の視察に来ていた毛利の総大将が、大胆にも自身を囮としてとった策により、結果は長曾我部軍の大敗に終わった。
そのころ、九州へ遠征に出ていた元親がそれを知ったのは、敗残兵が逃げ戻ってきた後の事だ。
これまで顔を合わせたことはないが、毛利の女当主のうわさは元親も聞いていた。
冷酷無比、人を人とも思わない、感情を持たない氷の女、などなど、伝え聞くのは恐ろしげものばかりで、これは人質にとられた将たちがさぞやひどい目にあっているだろうと、随分と心配したものだ。
だが、ことによっちゃあお礼参りだと意気込んでいるところに、その将たちが送り返されてきたのだ。
俺たちにも理由がよくわかりません、と頭をひねる部下たち以上に頭をひねりながら、ともかくと託された文を読んで、結果、元親はますます頭をひねることとなった。
文には、今回の件はもともとそちらが悪いこと、とはいえ、毛利に現段階で長曾我部と事を構える気はないこと、そちらが何もしなければ、こちらも仕掛けるつもりはないこと、などの他、最後に付け足しのようにこう書かれていた。

『長曾我部の兵は、皆やたらと飯を食う』
『牽制にでも使えるかと一応身柄は押さえたが、あまり価値もなさそうであるし、なにより食費がかさんで仕方がないので返却することとした』
『我は、無駄遣いが嫌いだ』

なんか変な女だな、というのが、元親の毛利の女当主に対する最初の感想だった。

帰還兵に聞いても、扱いはよくもないが悪くもなく、少なくともうわさに聞くような
ひどい扱いは一度も受けなかったという。
「むしろ、俺らなんかにゃあんまり興味がなさそうでした」
将たちの感想はおおむねそういうもので、ただ、直接拝謁したことがあるというものから
「頭よさそうで、もんのすごい別嬪のくせに、全然飾り気がありませんでした」
という話が聞けただけだった。
そこでさらに興味を引かれ、元親は少し、毛利元就について調べてみることにした。
戦歴、戦法、国の統治。忍びも使ってこまごまと調べていくうちに、どうやらこれまで
伝え聞いていたうわさとは、少し違う人間のようだということに気づいた。

確かに、非常な戦法を取ることもある。兵を捨て駒のように扱うこともある。
だが、不必要な場面で不必要に人命を費やすことはない。
それはあくまで策の一環であり、他に手がないときに限られていた。
それ以外では、人命だけでなく無駄な支出や浪費は極力省き、周辺諸国との戦さえもめったに行うことはない。
むしろそうならないように、常に手を打っている節すらあった。
強大な海軍を有してはいるが、それも使うためではなく、牽制が主な役割のようだ。
本人の暮らしも、贅沢は一切なし。毎日、朝に夕に日輪を拝んでは、執務や練兵に没頭するだけの、若い女としては異例なほど質素なものだった。
なんか変な宗教でもやってんのか、と思ったが、そういう気配もない。
文に書かれていた、無駄遣いが嫌いだ、という言葉を思い出す。
どうやらこの女当主には、戦も自分が着飾ることも同一に『無駄遣い』であるらしい。

やっぱりものすごく変な女だ、というのが、元親が抱いた第二の感想だった。

そこで終わりにしてもよかった。だが、元親はその後も元就のことを調べ続けた。
別に、部下たちが口をそろえて言う『別嬪』の言葉に踊らされたからではない。
美人など見飽きている。女はみんな可愛いものだが、基本的に女に不自由しない元親は、それだけの女には少々食傷気味だった。
だからただなんとなく、これまで見たこともないこの変な女に興味がわいた。それだけだ。
その判断はその後、吉と出る。



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